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新妻聖子:「いつも笑顔でいることは一つの社会貢献」 40歳・ミュージカル女優&1児の母が喉を傷めて気づいたこと

 女優で歌手の新妻聖子さんが、その時期に注目しているファッションアイテムを紹介する新連載が1月から「毎日キレイ」でスタートする。大学在学中の2002年、情報番組「王様のブランチ」(TBS系)でタレント活動を開始し、2003年にミュージカル「レ・ミゼラブル」で女優デビューした新妻さん。その後、ミュージカル女優として順調にキャリアを築き、プライベートでは2017年に結婚、翌年7月に長男を出産した。現在40歳で、2歳になる息子を育てる母でもある新妻さんは、2年前に喉を傷めたことが人生の大きな転機になったという。

 ◇すてきな空気を率先して作っていける人になりたい

 「産後8カ月でコンサート活動に復帰した頃、育児との両立がうまくいかず喉を壊してしまったんです。子供の風邪がうつり頻繁に体調を崩してしまい、今、振り返るとそんなに思い詰めなくても大丈夫だったのにと思うんですが……やはり渦中にいると冷静ではいられなくて。病院に行ったり必死で状況にあらがって、毎日泣いては迷走して、結局ストレスでさらに喉を傷めてしまいました」と振り返る。

 「今は以前よりも少しハスキーな声質なのですが、『今の自分の声も良いな』と心から思えたとき、久しぶりに前のようにスーッと声が出たんですね。現実にあらがわず、必要以上に悲観せず、『ありがたい』って喜ぶことが人生の基本なんだなって。喉を傷めたときは『人生終わった』と思いましたが、すべては私に大切なことを気づかせるための試練だったんだな、と。歌手としての残りの数十年を良い状態で過ごすために必要な時間だったと、今はむしろ感謝したいです」と現在の心境を語る。

 2019年の初旬に喉の調子を崩す前は、ストイックすぎて「修行僧のような生活をしていた」という新妻さん。

 「とにかく、パフォーマンスのクオリティーを上げたい。やるからには全力で、常に学び、前進し続ける。『結果を残さなければ次はない!』という気持ちで生きてきたんです。それはある程度、キャリアを築くには必要な熱量だったと思います」と過去の自分を肯定しつつ、体調を崩し、挫折も経験して、「(評価を)自分でジャッジしない。周囲に配慮する心の余裕を残したまま一生懸命にやることが大事」という境地に達した。

 「物事をゆったりポジティブに捉えた方が体に良いと思うんです。自分に厳しすぎると“結果”だけに気持ちが向いてしまい、今、周りにいる人たちにまで配慮が及ばないことがある。これまでは、ピリピリ感を出してしまうようなときもあったんじゃないかと反省していて、これからは、すてきな空気を率先して作っていける人になりたい。仕事場でも周りの方々が笑っていてくれるのが一番うれしいし、問題に直面したときには、穏やかな解決策を提示できるような人になりたいなと思います」と語る。

 「今は毎日幸せだなあと思って生きているからか、めっきり風邪をひかなくなりました! ひいたとしても『風邪だなあ。うん、早く治そう』とただ受け止めて笑顔で過ごしていると、1週間くらいで治っちゃいます。なので、以前やっていたいろんな健康法はすべてやめちゃいました(笑い)。息子のお世話で忙しくて美容に関しては産後まったくノータッチですし。目尻のシワとか増えたなあと思いますけど、それが人間ですから。息子が『ママ、可愛い』って言ってくれるので、なんでもいいです(笑い)」と明るく語る。

 気を付けていることは、「鼻炎のアレルギー症状が出やすいのでそこは適度にお薬でコントロールしながら、栄養はなるべく食事でとるようにしていて、サプリもときどきビタミンCを飲むくらい。冷たい飲み物は飲まないんですが、それは健康のためではなくて単に白湯が好きだから。唯一続けているのは、ステイホーム期間中に始めた『プランク』という筋トレですが、体幹が鍛えられておすすめです。姿勢の良いカッコいいおばあちゃんになるために、今後は運動量を増やしていきたいですね」と話す。

 ◇ポジティブ思考の源は「しっかり寝ているから」

 2020年は、「外出自粛期間でゆったりと自分と向き合えたことも心に良い影響を与えている」と振り返る。

 「息子が一番著しく成長する期間で、片言でしゃべり出す、“悶絶(もんぜつ)級”に可愛い時期に、どこにも迷惑をかけることなく、おうちにいることができました。誰かに仕事を代わってもらったりしなくても、全国的にみんなが家にいたから、気兼ねなく家族で一緒にいられたのは、私にとってすごく良い時間でした。本当にステイホームの2カ月間は宝物だったなって思いますね」と笑顔で語る。

 2歳半の息子は「めちゃくちゃ可愛いです」と目尻を下げる。「穏やかな性格で、賢いんです! 親バカですかね(笑い)。大人の会話の内容もほぼ分かっているみたいで、『いつ、そんな言葉を覚えた?』というような言葉を話したりもします。音楽が大好きでダンスも大好き、ボール遊びが大好きなのでスポーツも好きそう。なんでも好きなことを、自由に好きなだけやってくれたらいいなと思っています。子供たちは未来への案内人ですから、ありのままに育って、私たちを想像のつかない豊かな未来へと連れて行ってほしい」と伸び伸びと育てる方針だという。

 そして2021年は、「時間は良くも悪くも止まってくれないもので、今は会えない人たちとも、元気でいればきっとまたすぐに集まれる機会が巡ってくるだろうと思っています。今はコロナ禍でしわ寄せがいってしまっている医療従事者の方々など、必要な場所に必要な支援や報酬が行き届きますようにと願っています。私はありがたいことに平穏な日常を与えていただいているので、来年もまた『あっという間に1年が過ぎたね』って笑って言っていたいです」と前向きだ。

 ポジティブ思考の源は、「しっかり寝ているから」と自己分析する。「睡眠不足は人を狂わせる。その次は空腹だと思います。くよくよししたら、まずはちゃんと寝ていますか、と。生活リズムが乱れていませんか? おなかがすいてませんか? 夜じゃないですか?って自分に聞いてみてください。夜はくよくよ考えがちなんです。だから朝起きてもう一回考えようってリセットして。寝て、食べて、太陽を浴びておけば大丈夫!」とメッセージを送る。

 そして、「常にゴキゲンでいるのが目標。機嫌良くいつも笑顔でいることは、一つの社会貢献だと思っています」と強調する。

 ◇等身大を見せることで気が楽になるママが増えたら

 そんな新妻さんは、1月18日から東京、大阪、福岡で上演される福田雄一さん演出の舞台「モンティ・パイソンのSPAMALOT」への出演が決まっている。「これはもう『勇者ヨシヒコ』シリーズのミュージカル化です(笑い)。福田さんがブロードウエー版の大ファンで、似たような作品をドラマでやりたいと手がけたのが『勇者ヨシヒコ』らしいです」と紹介。新妻さんの役どころは、「普通の作品のようにちゃんとした役の設定があるわけではないのですが、紅一点で、結構歌います。おもに男性キャストがふざけ倒し、私が時折現れてはガチに歌って去っていくという感じです」と説明する。

 そして8月に帝国劇場(東京都千代田区)、9月に博多座(福岡市博多区)で上演されるミュージカル「王家の紋章」の再演にも出演が決まった。「私は小学生の頃から原作マンガのファンでしたので、今回も原作の世界観を大切にしながら臨みたいと思います。私は初演、再演とキャロル役で出演していましたが、今回はまさかの(キャロルと引かれ合うエジプトの少年王メンフィスの姉)アイシス役です。また違った角度からこの作品に貢献できたらいいなと思っています」と語る。

 1月からスタートするファッションについての新連載は、「プライベートでのコーディネートは本当に無頓着なので、連載のお話をいただいて、正直どうしよう……と」と戸惑ったというが、「きっと世の中そんなにインスタ映えするおしゃれさんばかりではないはず。最先端のファッションに興味はあっても、現実的には実用性重視だと思うんです。だから、等身大の私の『普段着』をお見せすることで、気が楽になるママが増えたらいいなという気持ちで、チャレンジさせていただこうと思いました」と思いを語った。

 *「モンティ・パイソンのSPAMALOT」は、東京建物 Brillia HALL(東京都豊島区)で1月18日~2月14日、オリックス劇場(大阪市西区)で2月18~23日、福岡市民会館大ホール(福岡市中央区)で2月26~28日に上演予定。

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