彼女がキレイな理由：菜々緒さん　“美の英才教育”が美しさの土台に　料理上手の母は「専属シェフのよう」と感謝

　劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal（エターナル）」で、主人公・スーパーセーラームーン／月野うさぎをはじめとするセーラー戦士たちの前に立ちはだかる妖艶なラスボス、新月の闇の王国の女王・ネヘレニア役の声優を務めた菜々緒さん。前編が1月8日に公開され、後編が2月11日に公開される。誰もがうらやむような美しさの秘訣（ひけつ）について聞いた。

　◇母の手料理で栄養＆体調管理は万全　「いつか自分もそんな母親に」

　「母と一緒に住んでいる」という菜々緒さん。「毎日、食事を作ってもらっています。母がすごく手料理が上手で、食べたいものをリクエストするとなんでもリサーチして作ってくれるんです。（コロナ禍の）ステイホーム期間中も、家でしっかり栄養バランスの取れた料理を食べていました。すべて母にお任せですが、リクエストだけはバンバンしています（笑い）。まさに専属のシェフがいるみたいな感じなんですよ。食生活が不規則になりがちなんですけど、私の場合は母のおかげで常にベストな状態で仕事に臨めています」という。

　抜群のプロポーションも「母が小さい頃から徹底した栄養管理をしてくれたおかげ」だと感謝。「芋けんぴとか大学芋、スイートポテト、アップルパイ、蒸しパン、ホットケーキ、フレンチトースト……、いつもおやつに作ってくれていました。美に関しては、ある種の“英才教育”を受けていたからこそ、ちゃんと土台ができて、こういう体型になれたんじゃないかな。小さい頃からの習慣作りは本当に大切。いつか自分もそんな母親になれたらいいなと思いますね」と話した。

　◇カッピング＆ピラティスを10日に一回　セルフメークにもこだわり

　美や健康への意識は高く「煎じて液体で飲むタイプの漢方で冷え性対策もしていますし、鼻うがいもしていますね。リサーチするのが好きなので、健康に関してはかなり調べて、いろいろ試しています」と明かし、「最近はカッピングにハマっている」という。

　「痕がつくので、撮影の後にやっていて、とてもスッキリします。カッピングの先生がピラティスも教えているので、ピラティスで運動してカッピングでデトックスしてというセットを10日に一回ぐらいやっています」

　さらに以前からずっと、仕事の際もセルフメーク。ドラマや映画の撮影の際も自らメークする。「今日もセルフメークです。すごくせっかちな上に、自分でメークをするのもすごく好き。『ここをこうしたい』っていうのは自分が一番分かることなので、自分でやっちゃったほうが早いんですよね。オフからオンへスイッチの切り替えにもなります。ドラマや映画の役作りにおいても見た目から入ることがすごく大事だと思っているので、キャラクター作りの一環としても自分でメークをしてるんです」とこだわりを語った。

　◇「今年こそは海外旅行へ」　日本を感じられる旅にも興味

　今年やりたいことを聞くと「海外旅行が趣味なので、今年こそは旅行に行きたいですね」と話す菜々緒さん。

　コロナ禍で見込みが立たなければと「最近、滝行の話とかも聞くので、山奥で修行してこようかな（笑い）」とちゃめっ気たっぷりに語る。「自分がやったことないことを（他人が）やったと聞くと、『私もやってみたい！』って、すぐに影響されるタイプなんです。日本の伝統を感じられる旅もできたらいいな。写経をしてみたりとかして」と思いをはせた。

（取材・文／渡邊玲子）