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彼女がキレイな理由:北川景子さん 「仕事も楽しめているからこそ、育児にも前向きに」

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 女優の北川景子さん主演の映画「ファーストラヴ」(堤幸彦監督)が公開中だ。第159回直木賞を受賞した島本理生さんの同名小説(文春文庫刊)が原作で、北川さんは父親を殺害した容疑で逮捕される大学生・聖山環菜(ひじりやま・かんな、芳根京子さん)の心理に迫り、動機を探る公認心理師の真壁由紀を演じた。北川さんに撮影時のエピソードや、女優業と育児への思いなどを聞いた。

 ◇芳根京子に「正直手強い」 中村倫也には親近感も「毎日ヒリヒリ」

 「動機はそちらで見つけてください」という挑発的な言葉で世間を騒がせる環菜の心理に迫り、本当の動機を探ろうと試みる公認心理師の由紀を演じた北川さん。環菜役の芳根さんについて「カメラの前では完全に別人の“環菜さん”になりきっていて、現場で対峙(たいじ)したときものすごく緊張したんです。由紀として『何とかしてこの子の心の扉を開けたい』という気持ちで臨んだものの、正直『手強いなあ』と感じましたね」と明かす。

 クライマックスの面会室でのシーンでは「京子ちゃんが段取りのときからボロボロ泣いているのを見て、『ああ、環菜さんがこんなにも感情をむき出しにして、心を開いてくれたということは、公認心理師としても、一人の人間としても、由紀は環菜さんとしっかり向き合って、彼女に信頼してもらえたんだな』と実感できた瞬間でもあって、あのシーンの撮影が終わったときは『絶対にこれはいい映画になる!』って、確信することができたんです」と手ごたえを明かす。

 由紀の義理の弟で、かつて交際していたこともある弁護士の庵野迦葉(あんの・かしょう)役で中村倫也さんも出演。北川さんとは初共演だったが、「同い年の俳優さんって全然いないので、1986年生まれの同学年というだけでもすごく親近感が湧いた」という。ただ、迦葉は「ものすごくイヤ~なヤツでしたね(笑い)。自分は土足でズカズカ踏み込んでくるくせに、『俺のことは教えない!』みたいに相手を突き放すようなところもある。結婚相手としては“ちょっと危険な人”って感じがしますね。最終的に由紀が結婚相手に選んだのが我聞さん(迦葉の兄、窪塚洋介さん)で本当によかった」と笑う。

 撮影中は翌日のスケジュールを見て「中村倫也って書いてあると『うわあ、明日はヘビーな日だわ!』って落ち込んで……(笑い)。『あ、明日は窪塚洋介さんだから、平和な日!』『あ、明日は芳根京子ちゃんだから、しっかり向き合わなきゃいけない日!』みたいな感じでした」と明かし、「実際、倫也くんと一緒のときはヒリヒリしたやりとりが多かったこともあって、窪塚さんとの共演シーンが私にとっての唯一のオアシスだったんです(笑い)」と振り返る。

 ◇「大変だけど恵まれているのかも」

 劇中では、夫の我聞が炊事をすべて引き受け、妻の由紀が働きやすい環境を整えている様子が描かれるが、「窪塚さん演じる我聞さんは料理もすごく上手な設定なので、『こんなできた人いる!?』『よかったなあ、由紀は、この人と結婚できて……』と思いながら、ずっとお芝居していました」と笑顔で振り返る。

 「でもこうして仕事も楽しめているからこそ、育児にも前向きに取り組めているのかなとも思うので、大変だけど逆に恵まれているのかもしれないですね」と晴れやかな笑顔を見せていた。

(取材・文/渡邊玲子)

 次回は、美しさの秘訣について聞く。

 <プロフィル>

 きたがわ・けいこ 1986年8月22日生まれ。兵庫県出身。2003年にモデル、女優として芸能活動を開始。テレビドラマ「謎解きはディナーのあとで」「悪夢ちゃん」「家売るオンナ」「西郷どん」、映画「スマホを落としただけなのに」など数々の人気作品で主演・ヒロイン役を務め、2018年には「探偵はBARにいる3」で第41回日本アカデミー賞の優秀助演女優賞を獲得。昨年も話題作「約束のネバーランド」「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」へ立て続けに出演している。

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