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新妻聖子のママ’s クローゼット:第2回 着るだけで心がうきうき カラフルなセーター

 現在40歳、2歳半になる息子を育てる母でもある女優で歌手の新妻聖子さんが、その時期に注目しているファッションアイテムを紹介する連載「新妻聖子のママ’sクローゼット」。第2回はカラフルなセーターを紹介します。

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 こんにちは、ユニクロのヒートテックレギンスパンツで冬の寒さをしのいでおります、新妻聖子です。連載2回目ということで、自分は今どんなお洋服を持っているのだろうと、クローゼットの中身を改めて確認してみました。

 お洋服の量は多い方だと思います。人のクローゼットを見たことがないのでハッキリとは分かりませんが、おそらく非常に物持ちの良い部類に入るのではないかと。高校3年生のプロム(卒業パーティーのようなイベント)で着たドレスも、いまだに持っています。一度大がかりな“断捨離”を試みたのですが、もう着なくなったTシャツやスカートも「いつか舞台の稽古(けいこ)で使うかも」と思うと捨てられず。私が「ファッション」に苦戦しているのは、混沌(こんとん)としたクローゼット事情に起因しているのかもしれません。

 冬のワードローブを見渡してみると、意外とカラーセーターが多いなと思いました。実は30代半ばの頃に「白と黒しか買わない・着ない時期」というのがあったんです。表参道のセレクトショップあたりで売っていそうな、素材の良いモノトーンのお洋服を着こなす女性像にざっくりと憧れていて(笑い)。でも、ああいう「オシャレ感」はその人のライフスタイルからにじみ出てくるものなんですよね。もはや顔立ちとか、キャラクターも含めてのトータルな雰囲気なんだなあと。うわべだけまねしてモノトーンでまとめても、ただの「地味子」になってしまっていた私でした。

 そのことに気づいてからは、本来自分が好きだった「カラフル」を心の赴くままに着るようになりました。

 真冬はダウンコートも黒だし、UGGのブーツも黒だし、せめて中のセーターくらいは明るい色を着たいなあと。セーターはなんだかんだで1枚のお値段が張るので、子供に汚されるリスクはスリリングなものがありますが、この連載のおかげで「小さなことは気にせず、着たいものを着よう!」と思えるようになりました。身にまとうものって「気分」に直結するから、リスクよりもリターンに着目して選びたい!

 色味の強いセーターはそれだけでも目立つので、ボトムスはシンプルにデニムか黒レギンス。ママチャリに乗らない日や、家族で車移動できる休日などは、シガレットスカートにヒールのブーツを合わせたりもします。写真のようなサロペットを合わせる日は、下半身に分厚いタイツをはいて防寒。冬はとにかく暖かく、でも心がうきうきするポイントをどこかにちりばめてオシャレを楽しみたいですね!

 <プロフィル>

 にいづま・せいこ 1980年10月8日生まれ、愛知県出身。上智大卒。大学在学中の2002年、「王様のブランチ」(TBS系)でタレント活動を開始し、2003年にミュージカル「レ・ミゼラブル」で女優デビュー。2006年には「夢の翼」でCDデビューを果たす。プライベートでは2017年に結婚し、2018年7月に長男を出産。出演するミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」は、オリックス劇場(大阪市西区)で2月23日まで、福岡市民会館大ホール(福岡市中央区)で2月26~28日に上演予定。

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