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柴咲コウ:北海道と東京の生活で“調和”保つ 「モチベーションにも切り替えにもなる」

 女優の柴咲コウさんが3月8日、東京都内で行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2021」の国際女性デー発表記者会見に出席。ワークライフバランスについて聞かれた柴咲さんは「数年くらい前から思っているだけでなく行動してみようと思い、縁のある北海道に土地を買って、そこで生活するのを取り入れている」と明かし、「今後どんな比重になるかわからないけどモチベーションにもなるし、切り替えにもなる。調和を保つ一つの秘訣(ひけつ)になるだろうと思っている」と語った。

 「BVLGARI AVRORA AWARDS」は、イタリア発のブランドであるBVLGARIが今最も輝く女性たちとその取り組みを称賛するもの。今年の受賞者発表に先駆けて行われたこの日の記者会見では2016年に同アワードを受賞した柴咲さん、2020年受賞の大島優子さんとジャーナリストの伊藤詩織さんを招き、トークを展開した。

 柴咲さんは女優のほか、2016年に設立した会社の社長に就任して実業家としての顔を持つ。「右も左も分からないままスタートを切った。どうにか形にしたいという思いがあり、いまがある。会社を続ける意味は存在意義。課題をピックアップして提示して届けるのが自分の役割なんじゃないかと勝手に思っている」と思いを話した。

 また、刺激を受ける女性として「母と祖母」を挙げ、「どちらも亡くなって、もうこの世にはいないのですが、いないからこそ、こういう時にあの人だったらどうするのか、思いをはせて考えられるようになった。これまでこの人みたいになりたいという目標はあまりなかったけど、実は身近にいましたね」とほほ笑んだ。

 ファンから事前に募集した質問で「ジュエリーのように輝き続けるために必要なこと」を問われた場面では、「どう見られたいかよりどうしたいかを考える」と回答。続けて「内なるハーモニーを持つことが大切。調和が乱れていると周りのせいにして外に求めてしまう。試行錯誤しながら心の声を聞くようにしていますね。小さな生活の積み重ねがバランスを保つことになる」と自身の心持ちを打ち明けた。

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