あなたにおすすめ
マックスマーラ:波瑠、柔道・阿部兄妹、内田理央、のん、ローラがドレスアップ! 8年ぶり公の場になった3児の母・加藤あいも
2019年にテレビ朝日を退社した宇賀なつみさん。2020年度には「健康寿命をのばそう!」をスローガンにした厚生労働省のプロジェクト「スマート・ライフ・プロジェクト」のオフィシャルサポーターに就任。約1年間、同プロジェクトの取り組みを通じて「健康的な生活」のための活動を行ってきた。テレビ、ラジオへの出演、コラムの執筆など幅広く活動する宇賀さんに、生活習慣や仕事の心得などを聞いた。
◇朝風呂で「気分もシャキッ」 夜は潔くベッドへ
朝の番組に出演する日を除いては「午前7時から9時くらいに起きる」という宇賀さんが、起きてすることは「朝風呂」。「お風呂や温泉、サウナが大好きで、毎日必ず湯船にお湯を張って入浴剤も季節ごとにこだわって選んでいます。まずは5~10分程度、湯船で温まって、シャンプーやトリートメントをするたびに湯船に入ります。3往復くらい繰り返すと代謝が上がって、冬でも汗がダラダラになります。そうすることで気分もシャキッとして一日頑張れそうな感じがするから、朝、お風呂に入るのはすごく好きですね」と明かす。
局アナ時代は「早朝に家を出たり、深夜に帰宅したりと、不規則な生活だった」というが、フリーになってからは「しっかり睡眠を取れるようになった」という。
「以前は夜、遅くまでスマホを触ってダラダラすることもあったんですが、最近は『今日やるべきことが終わった!』と思ったら、潔く勇気を出してベッドに入ってしまいます。その方が、翌朝すっきり起きられますね。逆になかなか寝付けない時は『まだ眠くないってことなんだ』とポジティブに考えて、ベッドでゴロゴロしているうちにいつの間にか寝ています。横になって体を休める時間を長く取るだけでも、日中のパフォーマンスが上がるということにも改めて気づいたんです」
またコロナ禍でのステイホーム期間をきっかけに「部屋着やパジャマにこだわるようになった」といい、「今まではTシャツに短パンで過ごしていたんですけど、コットン100パーセントのパジャマに変えてみたら、やっぱり寝心地がいいんですよね。肌に触れている時間も長いので、素材にこだわって選ぶと、こんなにも違うんだなって実感しました」と笑顔を見せた。
◇「普通でいる」ことを大切に 本人からメールが返ってくるとは…と驚かれること多々
宇賀さんは現在、芸能事務所などに所属せずに活動。フリーアナウンサーの仕事だけでなく、社長、経理、自身のマネジャー……とさまざまな業務を並行して行っている。
「今は仕事を請けるのも断るのもすべて自分の責任なので、すがすがしいんです。決定優先(正式に決定した仕事を優先すること)でお請けしているので、お断りすることもあります。ただ、お断りするときも『もしまた何かありましたら、ぜひ!』とお伝えするようにしています。間に人が入ってしまうと時間もかかるし、熱量が伝わらないのがもったいなくて。『本人からメールが返ってくると思いませんでした』って驚かれることもありますが、そうすることで覚えてもらえるし、次につながる可能性も高くなるという実感はありますね」と現状に、手応えを感じているようだ。
普段、取材をする側の宇賀さん。初対面など、打ち解けたい相手の心を開くための秘訣(ひけつ)を聞くと「普通でいること」を心がけているといい、「『そのセーター可愛い!』『最近、寒いですねえ』など世間話をしながら“ヌルッと”入っていきますね。初対面でも『ちょっと年上の遠い親戚』ぐらいの距離感で接するようにして、あまり『話しかけたら失礼かも』とか、『余計なことは聞いちゃいけない』とは思わないようにしています。それで失礼だなと思われてしまったら、きっとそこまでだったんだなあって思うようにしています」と人懐っこい笑顔で語った。
(取材・文/渡邊玲子)
次回はポジティブ思考の源や仕事の展望などについて聞く。