4月21日に放送される「徹子の部屋」に出演する桂由美さん=テレビ朝日提供
ブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが、4月21日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)に出演する。桂さんは戦時下のエピソードや、リモートワークの増えた現在の生活などを語る。
昨年、ブライダルファッションデザイナー歴55周年を迎えた桂由美さん。亡き夫からの「黒柳さんのように髪形を変えない方がいい」というアドバイスを守って、今ではトレードマークとなったターバン姿を続けているという。
下町に生まれた桂さんは、終戦時は中学生で学徒動員され、軍需工場で働いていたと明かす。東京大空襲の翌日、同級生を探しに被害のひどかった地区に行き、たくさんの遺体を見たと告白。多感な年ごろの経験は、その後の人生にも多くの影響を与えたが「あの体験を乗り越えたのだから、まだまだ頑張れる」と思う日々だと語る。
また仕事ではリモートワークが増え、運動不足になり困っていたと明かす桂さん。知り合いから犬を飼うことを勧められ、そのお陰で毎日1時間の散歩を欠かさない生活になったと明かす。