映画「るろうに剣心 最終章 The Final」で主人公の緋村剣心を演じる佐藤健さん(中央)(C)和月伸宏/集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(4月27日~5月3日)は、俳優の佐藤健さんの主演映画の特別映像が解禁された話題、俳優の志尊淳さんがNHKの大河ドラマに出演するニュースなどが注目された。前後編で取り上げる。
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佐藤さんが主演を務める映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)シリーズの最終章2部作「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」で、佐藤さんや新田真剣佑さんらが、“本気”のアクショントレーニングに励む特別映像が4月30日、公開された。
同作ではアクションのほぼ全てを、俳優自らが演じており、公開中の「The Final」では、新田さん演じる雪代縁(ゆきしろ・えにし)がパワフルでスピーディーな中国拳法を披露している。
佐藤さんはアクション撮影について、「このシリーズには特別な思いがありますし、今回は剣心にとって間違いなく最も重要なエピソードですので、自分のすべてをささげる決意で臨みました。シリーズで一番迫力のあるものにしたいと考えた時、“潔い”アクションシーンにするべきではないかというのが僕の思いでした。洗練されたアクションだけを濃密に凝縮して見たことのないものを作りたいと、大友監督とアクション監督の谷垣さんと、現場でゼロから作り上げていきました」とコメントしている。
「るろうに剣心」は、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心が明治維新後、不殺(ころさず)を誓った流浪人(るろうに)として、新たな生き方を模索していく姿を描いた和月伸宏さんの人気マンガ。実写映画の最終章は2本立てで「The Beginning」が6月4日に公開される。
志尊さんが、吉沢亮さん主演で放送中のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)に出演することが5月2日、分かった。志尊さんは今回が初の大河ドラマ出演で、外国奉行支配・杉浦愛蔵(譲)を演じる。
杉浦愛蔵は、徳川昭武(板垣李光人さん)の随員としてパリ万博へ派遣される。そこで栄一(吉沢さん)と親交を深め、やがて家族ぐるみの付き合いをするほどの仲に。維新後は静岡へと移り、やがて明治新政府に出仕して、栄一が立ち上げた民部省改正掛の一員となり、郵便制度の確立に努めた……という人物。
志尊さんは「今、私たちの生活において必要不可欠な郵便制度の確立に努め、制度の統一、郵便局の設置などを行った一人。そんな日本近代化の礎を築いた人物の生涯を通して僕が感じたこと、見たものをしっかりとお伝えできたらなと思っております。初めての大河ドラマで不安もありますが、常に闘い挑戦していた杉浦愛蔵の想(おも)いを継承し、僕も闘いたいと思います」と思いを語った。
「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた栄一の生きざまを描く。
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