映画「浜の朝日の嘘つきどもと」の完成報告イベントに登場した高畑充希さん

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高畑充希：コロナ禍で考え方の変化を実感　大久保佳代子に女優の先輩としてアドバイスも

2021年05月18日　22:06

　女優の高畑充希さんが5月18日、東京都内で行われた主演映画「浜の朝日の嘘つきどもと」（タナダユキ監督、9月10日公開）の完成報告イベントに登場した。同作の撮影が昨年のステイホーム後、初の仕事だったことを明かした高畑さんは、「明日どうなるか分からない状況での撮影に、自分の中で考えが変わり、今近くにいる人に愛情を注いだり伝えたりするのがいい、したいなと思うようになった時期でした」と自身の変化を語った。

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　映画は、タナダ監督が手がけたオリジナル脚本。福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、高畑さん演じる浜野あさひが、恩師との約束である「朝日座」再建のため奮闘する姿を描いた。

　イベントには、恩師の田中茉莉子を演じたお笑いコンビ「オアシズ」の大久保佳代子さん、タナダ監督も出席した。

　高畑さんは、せりふ量の多さに不安を感じていた大久保さんから「どこまで覚えて、どこまでだったら覚えなくていいのかをこっそり聞かれた」と告白。「覚えなくていいパターンもあるかもしれないですね。最悪（台本を）置いて読んじゃえばみたいなことを言った気も」とアドバイスを送ったことを説明すると、大久保さんは「すごくいいアドバイスをいただきました」と話し、息の合ったトークで周囲を笑わせていた。

　作品にちなみ、映画館の思い出を聞かれると高畑さんは「地元にいたときは、映画をそんなに見ていなくて、東京に来て、いろんな映画館があるんだと思った。渋谷のアップリンクで、淡々とした映画を見ながら、ちょっと途中寝落ちするみたいな時間が至福だったので、なくなるのはかなりさみしいです」と5月20日をもって閉館する「アップリンク渋谷」に思いをはせていた。

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