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双子の母で、女優の仲間由紀恵さんが第7回「Women of Excellence Awards(ウイメン・オブ・エクセレンス・アワーズ)」のスペシャリスト部門に選出され、5月29日、東京都内で行われた授賞式に出席した。仲間さんは「女性の憧れである素晴らしい賞をいただき、光栄であると同時に驚きの気持ちでいっぱいです」と受賞の喜びを語った。またビジネス部門では、映画監督の河瀬直美さんが選ばれた。授賞式で行われたトークショーでは2人が育児や仕事、プライベートなどについて明かした。
授賞式で仲間さんは「私は15歳で上京して、約25年以上この世界でお仕事させていただいています。20代、30代のころは独り身でありましたし、とにかく寝る時間も惜しんで仕事にまい進してきたという感じです。最近は家庭もあって、幼い子供もいながら、なんとか仕事との両立をしていきたいと挑戦中であります」と年齢を重ねる中での仕事との向き合い方の変化を語った。
また「事務所スタッフの協力のもと、なんとか家のことと仕事を両立しているのかなというような感じです。特に昨年はコロナ禍という状況もあり、緊急事態宣言もあり、限られた時間の中での仕事になりましたので、改めて周りの方への感謝を再認識しました」と周囲への感謝も語った。
河瀬監督から「双子なんですよね」「すごいと思う」と称賛されると、「その分、もしかしたら楽しみもあるのかなと感じてもいます。最近は2人で遊んでくれる時間も増えましたし、その間に家のことをできる時間もちょっと増えてきたので。成長とともに変わってくるのかなと思っています」と母の顔。
一方で、仕事とプライベートの切り替え方について聞かれると「今は落ち着いてきましたけど」としつつ、「私は現場でメークをしていただき、衣装もある。昨年は、家を出るギリギリまで服も着替えられていなくて、顔も洗っていなかったという状態で家を飛び出すことも何度かありました」と奮闘する日々を明かした。
自分の時間の過ごし方の話題では、「仕事柄、朝早く起きるのは得意でしたので、朝、ものすごく早く起きる。午前3時台とかに起きて、6時ごろに子供が起きてくるまでが自分の時間ですね」とストイックな自分時間の作り方も告白。「眠い時もありますけど、今日は疲れてもいいというような日はパッと起きて、ゆっくり顔のお手入れをしたり、何か読みたかった資料とか雑誌、本を読んだり、何も考えずに自分のことだけを考えていられる時間を作っていますね」と話した。
イベントの最後には、働く女性へのメッセージも。「私自身も仕事と家のことと、どんなふうに両立できるのかと毎日奮闘しながら挑戦中です。みなさんも両立が難しい、大変だと思う方もたくさんいらっしゃると思います。みんな同じ気持ちです。周りにたくさん助けていただきながら、自分らしく頑張れるようにしていきたいなと思いますので、皆さんも一緒に頑張りましょう」とエールを送った。
「Women of Excellence Awards」は、長年プロフェッショナルとして実績を重ね、後進のロールモデルとして新たに道を切り拓(ひら)く女性リーダーや、傑出したスペシャリストを表彰する賞。仲間さんと河瀬監督には副賞として高級腕時計ブランド「グランドセイコー」のアイテムが贈られた。