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6月4日にスタートするWOWOWオリジナルドラマ「ひとりで飲めるもん!」で主演する大政絢さん
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6月4日にスタートするWOWOWオリジナルドラマ「ひとりで飲めるもん!」で主演する大政絢さん

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彼女がキレイな理由:大政絢さん 食事風景を自撮りし役作り グルメドラマで深夜の一人飲み 主演作「ひとりで飲めるもん!」放送

 女優の大政絢さんが主演するWOWOWオリジナルドラマ「ひとりで飲めるもん!」が6月4日から放送(全8話、第1話は無料放送)され、WOWOWオンデマンドでは全話が一挙に配信される。ラーメン、牛丼など庶民的な外食チェーン店での“ひとり飲み”にスポットを当てたグルメドラマ。今年30歳を迎えた大政さんに、ドラマの見どころや、食べるシーンの撮影が続く中での美容法、30代の目標などを聞いた。(全3回)

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 ◇おなかをすかせて撮影現場に 多幸感が伝わる一人飲みシーン

 ドラマは、「凪(なぎ)のお暇(いとま)」などで知られるコナリミサトさんの同名マンガ(芳文社)が原作。大政さんが演じるのは、容姿端麗でクールかつスマートに仕事をこなす憧れの存在でありながら、庶民的な外食チェーン店での“一人飲み”がひそかな癒やし……という紅河メイ。メイが化粧品会社の広報部リーダーとして働き、仕事帰りに「天丼てんや」「餃子(ぎょうざ)の王将」などで“ひとり飲み”をする姿が描かれる。

 グルメドラマだけあって食事をする場面が多く、大政さんは撮影がスタートする前に「自分はどういう食べ方をしているのだろう。おいしいものを食べたときはどういう顔になるのだろう」と自宅で食事風景の動画を撮影して研究したという。撮影が始まってからは、食事のシーンで実際に料理を食べるため、毎日、「おなかが鳴るくらいまで、おなかをすかせて現場に行っていました」と振り返る。

 そうした研究と工夫の甲斐あり、一人飲みのシーンからはメイの“多幸感”が伝わってくる。もっとも、演じる大政さんはというと本番中に「ソースが垂れてしまったり……」などという理由でNGになる場面もあり、「そのうちにちょっとずつおなかがいっぱいになってきちゃうこともありました」と苦笑交じりに明かす。それでも「スムーズに撮影できたのはチームワークが良かったからだと思います」と手応えを感じているようだ。

 ◇意識したのは「ギャップ」 オンとオフの切り替えに共通点も

 監督から、このドラマは「ギャップが重要」と言われていたという大政さん。「キャリアウーマンのときのメイと、ごはんを食べてリラックスするときのメイ。その差を出すことをすごく気を付けながら演じていました」という。メイは「てきぱきと仕事をこなし、自分の感情を表に出さない」タイプ。かたや大政さんは「メイほどてきぱき仕事はできないかな。ドラマの撮影などで、始まる前まではすごくドキドキしていますが、始まると落ち着きを取り戻すタイプだと思います」と自己分析する。

 オンとオフの切り替えが潔い点は似ているようで「仕事場では、相手が友達でも敬語で話しますが、オフになった途端にまったりする性格はすごく似ていると思います」と共感を寄せる。そのうえで、「私自身は完璧主義でいたい派なんです。でもボロが出ちゃうんですけど(笑い)」と明かしつつ、「どんな大舞台でも落ち着いて、自分らしくいられるメイはすごいと思いますし、メイに近づきたいという気持ちはあります」と明かした。

 ◇「毎週、一緒に食事を」 見ながら食べるか、見てから食べるか…

 メイは毎回、天丼やギョーザ、うどんやカツなどのチェーン店に足を運び、料理と酒に舌鼓を打つ。視聴者も食欲を刺激され、つい何かを口に入れたくなることは間違いない。

 大政さんは「このドラマを見て息抜きをしていただいたあとに、チェーン店に行って同じ料理を頼んで……というのも楽しいですし、テークアウトをして家で食べながらドラマを見ていただいてもいいですし、いろんな楽しみ方ができると思います」と作品をアピール。「毎週、1週間のごほうびとして一緒に食事をしていただけたらうれしいです」とちゃめっ気たっぷりの笑顔を見せた。

 ドラマは4日から毎週金曜午後11時半にWOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信スタート。第1話は無料放送。全8話。 (取材・文:りんたいこ)

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