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ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演する佐藤涼子さん=MBS提供
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ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演する佐藤涼子さん=MBS提供

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佐藤涼子:ミスチル桜井、セカオワ、LiSAらが信頼するボイストレーナー 「情熱大陸」でアーティストへの指導やツアー帯同に密着

 ボイストレーナーの佐藤涼子さんが、6月20日午後11時15分から放送されるドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS・TBS系)に登場する。人気バンド「Mr.Children」(ミスチル)の桜井和寿さん、4人組バンド「SEKAI NO OWARI(セカオワ)」、歌手のLiSAさんら、名だたるアーティストが絶大な信頼を寄せる佐藤さんの、指導風景などに密着する。

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 現在57歳の佐藤さんは、ボイストレーナー歴32年目。過去10年間でNHK紅白歌合戦に出場した担当アーティストは60人以上にのぼる。佐藤さんの代名詞とも言える、独自の発声法「オタケビ」は、腹圧を使い「おお~」と低音から高音まで一気に出すことで声帯のストレッチをするという方法。ライブや音楽番組の本番前、生徒はもちろん、生徒以外のアーティストもまねをするほど名の知れた発声法になっている。

 佐藤さんの拠点は、自身が経営するレッスンスタジオ。1日6~7人のアーティストがお忍びで訪れるが、そのジャンルはJ-POPやロック、ヒップホップなど多岐にわたる。「レコーディングの直前で」と駆け込んできたアーティストには、歌が魅力的になるアクセントを細かく提案。表現力の幅を広げ、曲全体を構成していく。「ロングトーンが続かない」とやってきたアーティストには、声のもととなる腹圧を鍛えるトレーニングを入念に行う。

 時には、心に“闇”を抱えたアーティストを回復に導き、内面まで鍛えるという佐藤さん。 “心技体”を極める「歌道・りょんりょん流」は業界でも高く評価され、門をたたく生徒は後を絶たない。

 そんな佐藤さんの活動の場はレッスンスタジオだけにとどまらず、担当アーティストのツアーや音楽番組にも帯同し、その心身を支えることも。番組では佐藤さんが目をかけて指導している若手アーティスト・ちゃんみなさんのツアーの舞台裏にも密着する。また佐藤さんのルーツをたどるため、生まれ故郷の山形へ。亡き父が作ったというオーディオルームや、プロを目指して練習した蔵などを訪れる。

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