1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(7月13~19日)は、俳優の佐藤健さんが劇場版アニメの舞台あいさつに登場した話題、俳優で歌手の山下智久さんが女性ファッション誌の表紙に登場した話題、女性ファッション誌「ViVi(ヴィヴィ)」(講談社)の企画「ViVi国宝級イケメンランキング【2021年上半期】」が発表された話題などが注目された。前後編で取り上げる。
佐藤さんが7月16日、東京都内で行われた「時をかける少女」などで知られる細田守監督の劇場版アニメ最新作「竜とそばかすの姫」の初日舞台あいさつに登場した。試写を見たという佐藤さんは「別格の映画体験でした。本当に素晴らしい映画だった」とコメント。前日にカンヌ国際映画祭で同作のワールドプレミア上映が行われたこともあり、「素晴らしい映画が海外でも認められて、日本でもたくさんの人に見ていただけるという事実が非常にうれしく思います。そして、自分もその一つの歯車となれたこと、非常に光栄です」と喜びを語った。
また、自身が声優を務めた仮想世界<U>(ユー)の謎の存在、竜の声について「竜っぽい声にするために、エフェクトをかけるという話だったのですが、試写を見たらエフェクトが外されていて……。だから、冷静に見ることができなくて」と話した。
同作は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずが、仮想世界<U>と出会い、成長する姿を描く。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もう一つの現実”と呼ばれる<U>と出会い、ベルというアバターで参加することになる。心に秘めてきた歌を歌うことで、あっという間に世界に注目される存在となっていくベル(すず)の前に竜の姿をした謎の存在が現れる。
山下さんが、19日に発売された女性ファッション誌「Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)」日本版(ハースト婦人画報社)9月号の特別版の表紙に登場した。山下さんが同誌の表紙を飾るのは初めて。赤いジャケットとシャツ姿の山下さんが、頬づえをついてアンニュイなまなざしを見せている。
通常版・特別版の誌面には「山下智久の大きな挑戦、小さなつぶやき」と題したファッションストーリーと、山下さんのインタビューも掲載。インタビューでは「自分のことをそれほど好きじゃないから、もっとああなりたい、こうありたいという向上心につながっていると思うんです。僕はいつも自分の能力に疑問を抱いています。時を重ねてワインがおいしく熟成されていくように、僕も自分の魅力を引き出す努力を続けて、時間をかけて成長していきたいです」と、貪欲で謙虚な思いを告白している。
16日、「ViVi」の企画「ViVi国宝級イケメンランキング【2021年上半期】」が同誌の公式サイト「NETViVi」で発表され、人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんが1位に選ばれた。
松村さんはNOW国宝級部門で1位を獲得。これまで同部門と、“次世代のイケメン”を決める「NEXT部門」のランキングに合わせて7回ランクインしてきた。首位の感想を聞かれると「今回の1位は……粘り勝ち? 地道に頑張っていたら順番が回ってきた、という印象です」 と謙虚にコメントした。
NOW国宝級部門の2位は、ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の吉野北人さんが獲得した。また、今回のNEXT国宝級部門(22歳以下が対象)の1位には人気グループ「Snow Man」のラウールさん、ADULT国宝級部門(30歳以上が対象)の1位には劇団EXILEの町田啓太さんが選ばれた。