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中村メイコ:トラック7台分以上の私物を手放す 87歳、「人生晩年を明るく過ごすためのヒント」をつづる

 女優の中村メイコさんの著書「大事なものから捨てなさい メイコ流 笑って死ぬための33のヒント」(講談社)が7月30日、発売された。現在87歳の中村さんが「人生晩年を明るく過ごすためのヒント」をつづった一冊で、家の整理でトラック7台分以上のものを手放したエピソードなども収録されている。

 同書には、中村さんが誰にも話さずにいた「胸の内」や本邦初公開の写真、エピソードなどを掲載した。

 俳優の故・高倉健さんと故・江利チエミさんの結婚式の写真や、喜劇王と呼ばれた榎本健一(エノケン)から贈られ、子供の頃から大切にしてきた「守り神」のキューピー人形、 画家の東郷青児が描いた似顔絵など、数々の「宝物」を持っていたという中村さん。しかし「いちばん大事なもの」から捨てないと人生の最後を身軽に生きることはできないという思いから整理を決意。80歳のとき、 戸建てからマンションへの引っ越しを機会に始めた一大整理で、 トラック7台分以上のものを手放したと明かしている。

 同書は「ものを捨てたら、 身軽な暮らしが待っていた」「頑張らない、 我慢しない、気楽に日々を送るコツ」「大切な家族とも、 距離をとって生きる」「『老いの常識』にとらわれず、 自由に死んでいく」の4部で構成されている。新書判、1100円。

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