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映画「祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-」の公開直前イベントに登場した高島礼子さん
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高島礼子:エキストラの熱演に驚き「負けてられない」「もっと気合を」 

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 女優の高島礼子さんが8月4日、東京都内で行われた、黒谷友香さんとのダブル主演映画「祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-」(松村克弥監督、20日公開)の公開直前イベントに登場。原爆の爪痕の残る長崎で昼は看護婦、夜は娼婦として身をささげるカトリック教徒の鹿役を演じた高島さんは、エキストラたちの熱演ぶりを明かし、「負けてられない」「変な芝居をしたらいけない、もっと気合を入れてやらなきゃ」と触発されたことを明かした。

 映画は、劇作家・演出家の田中千禾夫さんが1959年に発表し、第6回岸田演劇賞、第10回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した戯曲「マリアの首-幻に長崎を想う曲-」が原作。昭和32年の被爆後の長崎を舞台に、焼け落ちた浦上天主堂に残るマリア像を人知れず運び出そうとする2人の女性の姿を描く。

 イベントが行われたのは礼拝堂として使われている早稲田奉仕園スコットホール(東京都新宿区)で、高島さんは「身が引き締まる思いがあります。普段味わえない緊張感がありました」とコメント。共に登壇したカトリック東京大司教区司祭の伊藤淳神父から劇中の祈りのシーンを絶賛され、「もったいない(言葉)という気持ちです」と恐縮し、「神父さんからほめていただいて、すごく光栄です。鹿もすごく喜んでいると思います」と喜んだ。

 また、高島さんは「原爆のあったシーンで、被爆者たちがものすごくお上手だった。『エキストラでもこんなにも芝居をしてくださるんだな』と思っていたら、地元の方々だった」と当時の驚きを回顧。「ご先祖様に被爆した方たちを持つ地元の人たちが、被爆者を演じてくださっていた。(撮影で)何回も“被爆”しながら泣いてくださっていたんです。すごいなと思ったけど、『負けてられない』という思いと、『変な芝居をしたらいけない、もっと気合を入れてやらなきゃ』と地元の人に触発されました」と明かしていた。

 一方、昼は保母、夜は詩集を売るカトリック教徒・忍役を演じる黒谷さんは「この映画に関わることができて幸せでした」と心境を明かし、「今、オリンピックで世界中が日本に注目していると思うので、世界の方に、日本で8月に何があったのかということも、ぜひ知っていただければと改めて思います」と語っていた。

 イベントには共演者の城之内正明さん、松村監督も出席。イベントでは主題歌を担当したさだまさしさんからのコメント映像の公開や、黒谷さん、高島さん、城之内さんによる聖書の朗読も行われた。

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