安倍なつみ：2人の男児の母、毎日の子育ては「寝かしつけられたらゴール」

　2人の男児の母で、元「モーニング娘。」の安倍なつみさんが8月11日、20日に日米同時公開される劇場版アニメ「パウ・パトロール ザ・ムービー」（カル・ブランカー監督）の公開直前トークイベントに出席した。子育てに話が及ぶと「毎日予想もしないことが次々と起こるんです。兄弟ゲンカもするし、ケガはするし」と明かし、「寝かしつけられたらゴールだと思っている」と日々の子育てについて語った。

　安倍さんは、主人公と子犬たちがトラブルを解決するストーリーにちなみ、トラブルのエピソードを聞かれて、子育てエピソードを披露。「ステイホームの時間も長いので頭が真っ白になるできごとも多いんですけど、なんとか乗り越えられている」と苦労をのぞかせ、「寝かしつけまでなんとかたどり着いた時に、達成感（を感じる）。『自分、頑張ったな』と思う瞬間でもあり、寝かしつけた後に今日1日のことを振り返る」と話した。

　「今は、おもちゃとか使っていた物を、取った取られたみたいなケンカが多い」といい、「イヤな空気と状況をずるずると引きずりたくないので、『おやつ食べよっか』『泣くの終わり！』って言って切り替えるようにしていますね。不思議と子供も機嫌を直したり泣きやんだりする」と切り替えながら子育てをしていると明かした。

　同作は、160以上の国と地域で放送され、日本でも2019年から放送されている未就学児向けアニメ「パウ・パトロール」（テレビ東京系、金曜午後5時55分）シリーズの映画化。映画は、主人公の男の子・ケントと、個性豊かな子犬たちのチーム「パウ・パトロール」が、元気でキュートなダックスフンド・リバティと一緒にトラブルを解決していくストーリー。安倍さんは、日本語吹き替え版でリバティの声優を務めた。安倍さんが映画の声優を務めるのは初めて。

　安倍さんは、親子で同アニメシリーズのファンだという。子供が、テレビで予告映像に映るリバティを見るたびに「ママだー！」と大喜びすると明かし、「大興奮です。『もうすぐだねー』なんて言いながら盛り上がってます」と笑顔を見せた。

　この日のイベントには、ケントの声優を務める潘めぐみさんも出席した。