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吉高由里子:初の社長役に不安も「精いっぱい演じたい」 オリジナルサスペンスで連ドラ主演「こんなにも生みの苦しみが」

 女優の吉高由里子さんが、10月スタートの連続ドラマ「最愛」(TBS系、金曜午後10時)で主演を務める。吉高さんが演じる殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央と、彼女を守る弁護士、そして彼女の初恋相手でもある刑事が、事件の真相に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリーで、吉高さんは初の社長役に挑む。

 吉高さん演じる梨央は、東京の大学の薬学部で学び、30歳で母親が経営する真田ホールディングスの関連会社「真田ウェルネス」の代表取締役に就任し、「世界を変える30代の社長」に選ばれるなど、世間から注目される一方、過去の失踪事件から現在の連続殺人に至る一連の事件の重要参考人でもある……という役どころ。

 初の社長役となる吉高さんは「少なからず不安はありますが、スピード感のあるストーリーと、どんな結末へ向かっていくのか、私自身楽しみながら、信頼できるスタッフ、キャストの皆さんと一緒に、真田梨央という役を精いっぱい演じたいと思います」と意気込んでいる。

 今作は、「MIU404」などを手がけた新井順子プロデューサーと演出の塚原あゆ子さん、脚本の奥寺佐渡子さんと清水友佳子さんという、2017年4月期の金曜ドラマ「リバース」と同じスタッフが再結集した。2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起こる。それから15年後、時代を牽引(けんいん)する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れる。当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出し、過去の失踪事件が現在の殺人事件へとつながっていく……という展開だ。

 吉高さんは「今作は、企画の段階から資料を読ませていただいたりしていたのですが、オリジナルドラマはこんなにも生みの苦しみがあるんだなと改めて感じました。ひとつの作品を生み出すこと、そして全員が同じ方向に進んで作品を作っていくという作業は本当に大変なことですが、皆がオリジナル作品に挑んで良かったと思えるようなゴールになればうれしいです」と作品への思いを語っている。

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