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元テレ朝アナ・竹内由恵:「床に四つんばいになって嘆いたことも」 静岡暮らしや子育てをつづる初エッセー連載スタート

 元テレビ朝日のアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーの竹内由恵さんの初めてのエッセー「はじめましてに悩みまして。」の連載が9月17日、ウェブメディア「WEB Domani(ドマーニ)」(小学館)でスタート。静岡に住む1児の母でもある竹内さんが、静岡での暮らしや子育てなど、プライベートをつづる。

 竹内さんは2019年、結婚を機にテレビ朝日を退社。夫の勤務地である静岡で生活している。今年1月に第1子男児を出産した。子育てをしながら仕事のため、東京に通う生活をしている。

 連載を始めるにあたり竹内さんは「静岡に住んで早2年。自然豊かな静岡に住み、自分のペースで仕事をし、念願の子宝にも恵まれ、自分が思い描いていたようにはなっているのですが、この2年を振り返ると常に悩みを抱えながら生活をしていたなあと思います」と回顧。小さな悩みは尽きず、「私の趣味、悩むこと……?」と思うこともあったと振り返る。

 特に引っ越した当初は、静岡にほとんど知り合いがおらず、妊娠やコロナ禍で仕事も思うようにできず、なにをしたらよいのか戸惑う日々だったという。

 「夫は遅くまで仕事だったので、一日中、部屋の中にいると気が滅入る。毎晩のように大量の本を抱えてカフェに行ってました。夫に対して『今日も誰とも話していない』とうなだれ、膝から崩れ落ち、床に四つんばいになって、銅像にしたなら『絶望する人』と命名されてもおかしくないようなポーズをとって嘆くことも」あったと明かした。

 一方で自身について「『ちびまる子ちゃん』のキートン山田さんのナレーションのように、大変な状況でも俯瞰(ふかん)していて一人でくくっと忍び笑いしている」と分析。連載について「読みながら、クスっと笑っていただけて、時には共感していただけたら幸いです」と話している。

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