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2021年1月期放送の連続ドラマ「シジュウカラ」で主演を務める山口紗弥加さん(C)「シジュウカラ」製作委員会
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2021年1月期放送の連続ドラマ「シジュウカラ」で主演を務める山口紗弥加さん(C)「シジュウカラ」製作委員会

山口紗弥加:18歳年下と不倫の恋「私自身のリアリティーで演じたい」 マンガ原作の連ドラで主演

 女優の山口紗弥加さんが、2022年1月期に放送される、テレビ東京の連続ドラマ「シジュウカラ」(金曜深夜0時12分)で主演を務める。41歳の山口さんが演じるのは、家庭を持つ40歳の売れないマンガ家で新たな仕事を得た綿貫忍。忍が22歳の青年と恋に落ちるラブストーリーで、山口さんは恋と仕事のセカンドチャンスが同時に訪れた忍を「私自身のリアリティーで演じたい」と意気込んでいる。

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 ドラマは、坂井恵理さんの同名マンガ(双葉社)が原作。自作はなかなか日の目を見ず、一方家庭では結婚15年目の夫と中学生の息子がいて幸せなはずなのに、どこか満足できない日々を送っていた忍。筆を折る決心をしたものの、10年以上前に描いて人気がなかった自作が知らないうちに電子書籍で大ヒット。新作に挑戦することにしてアシスタントの募集をすると、22歳の美しい青年・橘千秋が応募してくる。次第に千秋に心惹(ひ)かれていく中で、忍は自分自身の虚(うつ)ろで不確かな人生観と向き合うことになり……というストーリー。

 山口さんは、オファーを受けた際の心境を「『四十からの不倫は、サスペンス』。いただいたお話をありがたいなと思いながら、一方で、血に塗(まみ)れたドロドロの愛憎劇を想像し後ずさりする自分がいたのも事実です(笑い)」と明かしている。演じる忍については「若くはなくとも気力・体力ともに充実した40代で不意に訪れた“人生のセカンドチャンス”に戸惑い、喜び、悩みながら、結局は現実的な選択をしてしまう主人公には共感する部分が多くあります」と語っている。

 また同作を「『ある属性からの、自立』。私はこの作品をこのように捉えています」と言い、「もしかしたら、描かれることの大半が拒絶されるかもしれません。それでも挑戦したいと思うのは、この作品が、どこかの誰かの”突破口”になればと願うから。そしてそれは、私自身かもしれないからです。この作品が、一人でも多くの方に届きますように……」と語っている。

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