セブンルール：木村拓哉ら起用で話題　マクドナルドCMの仕掛け人・ズナイデン房子さんに密着

　今年で日本上陸50周年を迎えたマクドナルドのマーケティング本部・上席執行役員CMOで、木村拓哉さんや堺雅人さんを起用したCMの仕掛け人、ズナイデン房子さん（57）が、11月2日放送のドキュメントバラエティー番組「7RULES（セブンルール）」（カンテレ・フジテレビ系、火曜午後11時）に出演する。同日は、テレビカメラが入ることがめったになく、極秘に行われる新CM制作の裏側に密着する。

　マクドナルドのCMだけでなく、商品広告やパッケージなど、すべての広告表現を手掛けているズナイデンさん。木村さんらを起用したCMは話題を呼び、昨年にはCM好感度ランキングで企業部門1位を獲得。コロナ禍でも右肩上がりの成長を遂げ、昨年は歴代最高収益となった。

　ズナイデンさんは長崎県生まれ。自然に囲まれた環境で幼い頃から活発だったという。大学卒業後、化粧品メーカーに就職し、マーケティング部署に配属され初めて“広告”という仕事と携わり、猛勉強。転職した会社でも多くのヒット商品を生み出し、キャリアを重ねた。3年前、マクドナルドのCMOに就任し、CMの内容を大きく変化させるなど、消費者に響くマーケティング方法でマクドナルドに新たな風を送り込んだ。

　番組では、消費者の心をつかむ広告で、ヒットを生み出すズナイデンさんの七つのルールに迫る。夜遅くまで仕事に没頭するズナイデンさんが、家事を乗り切るルールも明かす。

　番組は、さまざまな分野で活躍する女性に密着取材し、彼女たちが“いつもしていること”を七つ見つけ、「なぜそれにこだわるか」を掘り下げる番組。スタジオキャストとして、俳優の青木崇高さん、4人組バンド「クリープハイプ」のボーカルの尾崎世界観さん、タレントのYOUさん、元「欅坂46」の長濱ねるさん、作家の本谷有希子さんが出演している。

　スタジオでは、「季節に合わせてパッケージを変える」というズナイデンさんのルールから「季節に合わせた楽曲」の話に。青木さんが尾崎さんに「ぜひ作ってほしい季節ソング」を提案し、スタジオが爆笑に包まれる。また、「会議では若手社員から順番に発言する」というルールを聞いた長濱さんは、バラエティーでのほろ苦い経験を語る。