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田中圭:永野芽郁と親子役で「ずっとドヤ顔してました」 

 俳優の田中圭さんが11月4日、東京都内で行われた映画「そして、バトンは渡された」(前田哲監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに、主演の永野芽郁さんとともに出席した。田中さんは義理の娘・優子を演じた永野さんについて、「ずっと明るく、キラキラ笑顔でいてくれるので現場も明るい。一緒にお芝居してる時も、完成(作品)を見ても、『優子ちゃんのお父さん役をやらせてもらえて良かったな』って。一人で映画を見てて、どこに向けてか分からないですけど、ずっとドヤ顔してました。すごく僕は幸せでした」と語った。

 映画は、瀬尾まいこさんの小説が原作で、4回も名字が変わっても前向きに生きる優子は、母から届いた手紙をきっかけに、初めて家族の“命をかけたウソ”を知り、想像を超える愛に気付く……という感動作。

 永野さんは、優子と2人で暮らす義理の父親・森宮を演じた田中さんについて、「人を一瞬で好きにさせるという魅力が爆発してる人」と評し、「森宮さんって本当に優しくて温かくて、気付かないうちに人を包んでくれるような人だなと思っていたので、(田中さんは)すごくぴったりで、私はただ安心してついていこうと思いました」と話していた。

 また、「お互いに似ていると思うところ」を聞かれると、永野さんは田中さんから「お芝居の向き合い方が似ている」と言われたと明かし、田中さんは「スタンバイ中から本番が始まるまでの自分の持っていき方やセリフ、自分の芝居やアプローチをぶつけるのとか、受け取り方が、いい意味で女優さんっぽくない。切り替えが僕がすごく好きな感じ。(役に)自然にすーって入ってってすーって消えてくみたいな。『珍しいなー』『似てんなー』って思いました」と語っていた。

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