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彼女がキレイな理由:有森也実さん コロナ禍で「女優にしばられなくてもいいのかな」と考えた

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 女優の有森也実さんがこのほど、19年ぶり4冊目となる写真集「prayer(プレイヤー)」(ワニブックス)を発売した。「今、ありのままの姿を集約した」という有森さんに、写真集に込めた思いや、写真集で見せた美ボディーの秘密、女優業について聞いた。(全3回)

 ◇「不要不急」はキツかった

 有森さんは1967年12月10日生まれ。女性ファッション誌「mc Sister(エムシーシスター)」の専属モデルを経て、1986年に映画で主演デビューした。まもなく芸能生活40年を迎える。

 コロナ禍で自分を見つめ直し「たまたま私は女優だった」と話す一方で、「でもきっと、私には女優しかできないね」と偶然と必然を感じている。

 強制的に表現の場が失われてしまったことで、「『これからどうやって生きていこうか』とか、『いっそ女優にしばられなくてもいいのかな』とまで考えた」と言う。

 「有森也実じゃなくたって、女優さんやタレントさんはいくらでもいるし、衣・食・住に直接的に関わる仕事ではないし、それでも世の中から求められるのは、いったいどういうことなんだろうと考えました。やっぱり『不要不急』と言われることは結構キツかったかな。結局、また私は表現の世界に引き戻されましたけどね」と複雑な思いがある。

 ◇今は「関口さとみ」も愛おしい

 「人間を表現していないと苦しくなってしまうというか、役とちゃんと向き合っていないと自分自身を見失ってしまうような感覚がある。むしろ役と向き合っているときの方が、私はラクなんですよ」と演じることについて明かした有森さん。

 「もっと分かりやすく言うと、『関口さとみ』という女の子と向き合ってないと、私は、私でいられなかったんでしょうね。あの役は、私にとって決して飛び越えてはいけないものだったんじゃないかと思うんです」と、かつて一世を風靡(ふうび)した大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」で演じた役の名前を口にした。

 「私のなかには『関口さとみ』だけじゃなく、これまで演じてきたすべての役が蓄積されています。ときには反発したこともあったり、『こんな役は自分らしくない』って思うような役もあったりしたけれど、今となってはそれすら全部、愛(いと)おしいんですよね。私は役に育てられてきたんだと思うから。だからこそ、きっと私はこれからも演じ続けずにはいられないんだろうな」

 ◇写真集で「ありのまま」の自分に

 そうした状況で制作された19年ぶりの写真集「prayer」では、いかなる役を演じることもなく“いまの有森也実”と向き合った。

 「『私のことをこう見てほしい』と声高に主張するわけでもなく、ここまで自然体の“有森也実”が写っている写真集は、これが初めてなんじゃないかな。コロナ禍で立ち止まって、これまでやってきたことをすべて振り返ってみたことで、やっとありのままの自分を受け入れられるようになってきたのかもしれません」

(取材・文/渡邊玲子)

*……第2回は11月25日掲載予定

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