タレントのベッキーさんが、育児業界に影響を与えたタレントなどを表彰する「第14回 ペアレンティングアワード」をママ部門で受賞し11月25日、東京都内で行われた授賞式に出席した。トークセッションで、仕事と子育ての両立の秘けつを聞かれたベッキーさんは「ないです。私は両立できているとは思っていません」と即答。「正直、いまだに罪悪感を抱えながら、『申し訳ないな』という思いをしながら、お仕事をしていて……。ずっとこの気持ちと戦いながらお仕事していくのかなと思っています」と本音ものぞかせていた。
コロナ禍で第2子を出産したベッキーさんは、トークセッションでコロナ禍での出産の苦労を聞かれると「いつ生まれてもいいように、3日にいっぺんPCR検査を受けないといけなくて、その検査が大変でした」と説明。また、「陣痛の中、自分で旦那さんを呼ばないといけないんですね、電話で。それはなかなか大変でした」と笑いながら振り返っていた。
今回はママ部門で受賞。ベッキーさんは「まさか子育てに関する賞をいただける日が来るとは思っていませんでした。みなさんが私に対して思っているのと同じように、私も『こういうのは似合わないな。本当に自分にもったいない賞だな』と思っています」と語り、最後に「私は母親になって本当に新米ですし、何もうまくできておりません。そこには自信があります(笑い)。あまり周りと自分を比べずに、自分の歩幅で、たくさんの方々に助けていただきながら、これからも頑張っていきたいと思います」と思いを語っていた。
同アワードは「ゼクシィBaby」(リクルート)、「kodomoe」(白泉社)、「FQ JAPAN」「FQ Kids」(アクセスインターナショナル )、「Happy-Note for マタニティ」(ミキハウス子育て総研)などの育児雑誌が出版社の垣根を越えて、育児業界に影響を与えたタレントや文化人、ヒット商品や出来事などを表彰している。
今年は、ヒト部門でモデルの東原亜希さんと夫で柔道家の井上康生さん(夫婦部門)、俳優の柳楽優弥さんの妻で女優の豊田エリーさん(ママ部門)、お笑いタレントの古坂大魔王さん(パパ部門)、料理家で食育インストラクターの和田明日香さん(文化人部門)、東京五輪に出場した陸上女子100メートル障害の寺田明日香選手と卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼さん(スポーツ部門)、スケートボード女子ストリートで日本人史上最年少の金メダリストとなった西矢椛(もみじ)選手(キッズ部門)が受賞した。