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女優の有森也実さんがこのほど、19年ぶり4冊目となる写真集「prayer(プレイヤー)」(ワニブックス)を発売した。「今、ありのままの姿を集約した」という有森さんに、写真集に込めた思いや、写真集で見せた美ボディーの秘密、女優業について聞いた。(全3回)
◇美しい体作りのために「頑張りましたよ~」
写真集では、美しい体を惜しげもなく披露している有森さん。写真から立ち上る色気の源についても尋ねると「自分では特に色っぽくしようとかは思っていないんです。むしろ今回は全体的にヘルシーにいきたいねって話していたんです」と意図していないものだという。
撮影前に体作りをしたか尋ねると「もちろん、撮影のために頑張りましたよ~」とちゃめっ気たっぷりの笑顔を見せる。
「体を動かすことが好きだし、筋トレして筋肉をつけるのも好き。食生活も見直すことができたのも本当によかったですね」といい、後ろ姿を撮影するために「『どういう角度がきれいなのかな』と鏡に映して研究しましたね」と明かした。
◇理想は「もっと」 でも自然体のよさがある
有森さんには「16時間断食」を取り入れた独自のライフスタイルもある。「基本は朝起きてから午後3時半までほぼ食べない。朝はコーヒーにMCTオイルとナッツひとかけ。チョコレートをひとかけらくらいは、つまんだりもします。ものすごくおなかがすくんですが、午後3時半に、いもやオートミール、卵を食べて、午後7時にゆっくり夕食を食べるようにしています。
玄米菜食で、夜はお肉もしっかりいただきます。一人芝居で地方に行っていた期間もずっと続けていました。私には、すごく合っていた気がします」
そして「年齢を重ねるとボディーメークってなかなか難しいですね。もうちょっと頑張りたかったな。もっとウエストをギュッと絞りたかったし、おしりだってもっとプリッとしたかったし」と理想を明かしながら、「欲を言ったらキリがないですけれど、これはこれで自然体でいいんじゃないかな」と満足げだ。
「人間の肉体がすごく好きなんです。曲線がキレイだから。5歳の頃からずっとバレエを続けてきたことが影響しているのかもしれないけれど、体ってぽっちゃりしていたら、ぽっちゃりしていたで美しいし、おばあちゃんの体も可愛らしいですよね。
だから私もなるべく自然なままでいたい。(写真の加工技術が上がったことで)今は誰でも“ツルツル”になれる。でも、自然な美しさって絶対にあると思うんです。私はそれを大事にしたいと思っています」と柔らかな表情で語った。
(取材・文/渡邊玲子)