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飯豊まりえ:きりり“制服”姿で特殊詐欺撲滅訴え 被害防止は「皆さんの一つ一つの意識から」

 女優の飯豊まりえさんが12月3日、東京都内で行われた「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」(略称:SOS47)プロジェクトチーム 決起集会2021に出席。「特別防犯支援官」の一人として、きりりとした“制服”姿で登場し、「まだまだ被害は広がっていて、なかなか数が減らない。皆さんの一つ一つの意識から被害は減っていくのではないか」と特殊詐欺撲滅を訴えた。

 イベントには警察庁の「特別防犯対策監」として杉良太郎さん、「特別防犯支援官」として、伍代夏子さん、城島茂さん、飯豊さん、「EXILE」の松本利夫さん、落語家の吉原朝馬さん、向井地美音さん(AKB48)、斉藤真木子さん(SKE48)、小嶋花梨さん(NMB48)、石田千穂さん(STU48)さん、山崎怜奈さん(乃木坂46)も出席した。

 3年にわたって同プロジェクトに携わる城島さんは、被害に遭う高齢者に言及し、「人となかなか話さないと、ぬくもりに飢えますよね」と問題点を指摘しつつ、自身も「3年たつと、だんだん文字も見えなくなってくる。皆平等に老化現象は起こります。うちの母も70(歳)ですけど、骨密度が落ちたり、忘れっぽかったりする。認知症という言葉も、あながち遠い未来じゃなく、現実的なものかな、と母の背を見ながら感じたりする」と話した。

 また、乃木坂46の山崎さんは身内とのコミュニケーションについて、「私の親族は離れて暮らしているけど日々連絡を取り合ったり、万が一何か、日常にあまりないことが起きたら、逐一報告するように連絡網ができている」と明かし、「合言葉(の作成)や、気軽に連絡して相談し合える仲を築き上げていくことは本当に大切」と話した。

 演歌歌手の伍代さんは、最近の若者の犯罪傾向に触れ、「心に闇を抱えているのかなあと思う事件が多い」とコメント。「やっぱりもうちょっと演歌を聞いていただいて、親と目上の人を敬う心をもう一度呼び起こしていただけたらうれしい」と話し、笑いを誘っていた。

 SOS47は、2018年から全国47都道府県警察と連携し、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺などの特殊詐欺に関する知識や被害防止策を伝えるなど、特殊詐欺被害を防止するための広報啓発活動を行っている。今回のイベント後には、各特別防犯支援官が東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県にそれぞれ分かれてパトカーでのマイク広報を展開した。

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