申真衣さんが登場した女性ファッション誌「VERY」1月号の表紙

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申真衣：東大卒、2児の母　「VERY」初表紙も「私のことを知らない人がほとんど」　10ページの特集も

2021年12月09日　20:40

　東京大学を卒業し、2児の母でもある女性ファッション誌「VERY（ヴェリィ）」（光文社）の専属モデルの申真衣（しん・まい）さんが12月7日に発売された同誌2022年1月号で表紙を飾った。申さんが表紙を飾るのは初めて。表紙の依頼が来た時を「正直、『大丈夫！？』と思いました」と振り返り、「私のことを知らない人がほとんどだと思うので、『誰だろうこの人』ってなるんじゃないかと……。VERY、リスク取ってるな、攻めてるな、と思いました」と話している。誌面には10ページにわたる特集「申真衣さんだって優しくなりたい」が掲載されている。

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　申さんは1984年生まれ。東京大学卒業後、外資系証券会社に約10年勤務。現在はベンチャー企業の社長を務めている。5歳と1歳の女児の母。2019年6月号の特集に登場して注目され、2020年3月号で同誌の専属モデルとしてデビューした。

　申さんは表紙の撮影について「緊張はしなかったんですが、 重責なのでちゃんとやらなきゃ」と思ったといい、「すごい丁寧にメークしていただいて、うれしかったです」とコメント。モデルの仕事について「楽しいです。きれいなモデルさんはたくさんいるので『自分はステキじゃないかも』と気になることもありましたが、気にするよりも、せっかくだから楽しみたい」と語った。

　特集の「優しくなりたい」は申さん自身の言葉。「優しいことが一番パワフル」と思っているといい、「思っていることをちゃんと届けたいと思った時に、優しい人になることが大事かなと。強い言葉で主張するよりも、その後ろに優しさを持っている方が、ちゃんと受け取ってもらえるような気がしています」と話している。

　同誌編集部は「働く母として、葛藤のある中でキャリアを諦めたくないという読者」にとって、申さんは「憧れ」と言い、「若い女性にとってはロールモデルになっているという声が届くようになった」と話している。

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