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女優の長澤まさみさんが12月27日、東京都内で行われた、主演を務める人気シリーズ「コンフィデンスマンJP」のイベント「『コンフィデンスマンJP』大感謝祭2021!!」に登場。イベントは新作「コンフィデンスマンJP 英雄編」(田中亮監督、2022年1月14日公開)の公開に先立って開催。同シリーズで主人公のダー子を演じる長澤さんは、タイトルにちなんで自身にとっての英雄はと聞かれると「女優人生においてすごくいい出会いだったし、一番影響を受けたという意味では、やっぱりダー子なのかなと思っています」と回答。「これだけ愛されるキャラクターと出会えたのは、宝くじに当たるような確率だと思うから。私にとってはダー子ですね」とキャラクターへの思いを語った。
イベントでは、同シリーズのファンである“子猫ちゃん”たちを前に、これまでの同シリーズの歩みや新作の見どころなどのトークを展開。長澤さんは、これまでの歩みを振り返り、「実感がないんですが、5~6年、この作品に関わっているということで、本当に愛される作品なんだなと思いますし、ありがたいですよね、こんなに長く続けられるのって」としみじみ。新作「英雄編」の見どころを聞かれると、「今回はコンフィデンスマン3人の真剣勝負が見どころの一つなんですけど……3人の心の動きを見逃さないでほしいです。そこは今までとちょっと違う気がします」と明かした。
また、今年1年を振り返ってどんな年だったかと聞かれると「やっぱり『コンフィデンスマン』が公開するのがとても待ち遠しいし、この作品に携われること自体が待ち遠しくて、自分の楽しみになっています」といい、「こんな作品に出会えたことの“感謝の年”だったかなと思います」とにっこり。続けて「年の暮れにこうやって“子猫ちゃん”たちとイベントを開けて、本当に良かったなと思いますね。この作品のすごさをしみじみ感じます」と感慨深い表情で語った。
イベントには東出昌大さん、小日向文世さん、小手伸也さん、織田梨沙さんも出席。主題歌を担当する4人組バンド「Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)」のコメントVTRも披露された。
「コンフィデンスマンJP」は、信用詐欺(コンゲーム)師のダー子(長澤さん)、ボクちゃん(東出さん)、リチャード(小日向さん)が、さまざまな業界を舞台に、壮大かつ奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る、痛快エンターテインメントコメディー。2018年4月期にフジテレビ系“月9”枠で連続ドラマが放送され、スペシャルドラマ、スピンオフ作品などが放送。映画は、これまでに「ロマンス編」(2019年)と「プリンセス編」(2020年)が公開されている。
「英雄編」は、街全体が世界遺産に登録されているマルタ共和国の首都ヴァレッタを舞台に、ダー子たちがコンゲームを繰り広げる。