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女優の米倉涼子さんが、11月から米NYブロードウェーのアンバサダー劇場で上演されるミュージカル「CHICAGO」に主演することが分かった。米倉さんは主演の一人であるロキシー・ハートを演じる。公開されたビジュアルには、米倉さんが背中が大きく開いたドレスで美背中を披露した姿が映し出されている。
「CHICAGO」は1920年代のジャズ全盛期のシカゴを舞台としたミュージカルで、1975年にアメリカで初演された。米倉さんは日本語版で2008年と2010年に主人公のロキシーを演じ、2012年には本家ブロードウェーでも同ミュージカルでアジア人初の主役デビューを飾った。その後、2017年、2019年にも同役を演じており、今回が日本人では初となる4度目のブロードウェー主演となる。
米倉さんは、オファーを受けた際に「まず、『本当にやれるのか』と自分に問いかけをしました」と言い、「30代のときは体も動いたし、やりたい、やってやるという熱意で乗り越えてきました。でも改めて今回やれるのならやりたいと、出演を決めました。何より、私のなかで、好奇心が消えたら終わりだと思っています。挑戦しないわけにはいきません」と強い決意を明かした。
また同作について「私の理想に近いミュージカル」だと語り、演じるロキシーについて「ロキシーの、もっと上に立ちたい、どうにかして生きてやるという思いは、私ともリンクします。隣の芝が青く見えるところも似ているかな(笑い)」「私とは切っても切り離せない、いちばん誇りに思っている役かもしれません」と思い入れを明かした。4度目のロキシーを演じるにあたっては「ロキシーを演じ始めた頃は、チャーミング、チャーミングと言い聞かせながら作っていきましたが、もうだいぶ時間もたっているので、そういうところを少しそぎ落とし、大人のロキシーを作っていきたいです」と話した。
◇米倉さんのコメント全文
──4度目のブロードウエー出演が決まっての率直な思いは?
まず、「本当にやれるのか」と自分に問いかけをしました。ドラマに打ち込んでいるときは運動らしい運動ができません。ダンサーとしてのスキルを整えられる環境にいないので、普段からブロードウェイに立っているみなさんと同じようにできるのか、と。30代のときは体も動いたし、やりたい、やってやるという熱意で乗り越えてきました。でも改めて今回やれるのならやりたいと、出演を決めました。何より、私のなかで、好奇心が消えたら終わりだと思っています。挑戦しないわけにはいきません。
──米倉さんにとって、作品「CHICAGO」とは?
私の理想に近いミュージカル。人間にはいろいろな部分があります。かわいらしさ、悲しさ、憂い、鋭さ──、そんな相反するキャラクターがひとりの人間に同居していますが、この作品はそんな部分が描かれていて、そこにとても魅かれます。また、ロキシーの、もっと上に立ちたい、どうにかして生きてやるという思いは、私ともリンクします。隣の芝が青く見えるところも似ているかな(笑い)。見かけは(もうひとりの主人公の)ヴェルマのほうがかっこいいし、私も最初に観たときにいちばん目を奪われたのは彼女の登場シーンでした。でもロキシーは途中から出てきて、奪っていくから楽しいんです(笑い)。私とは切っても切り離せない、いちばん誇りに思っている役かもしれません。ロキシーを演じ始めた頃は、チャーミング、チャーミングと言い聞かせながら作っていきましたが、もうだいぶ時間もたっているので、そういうところを少しそぎ落とし、大人のロキシーを作っていきたいです。
──2022年はビッグイヤーになりそうですね?
好奇心が消えたら終わりだと思っています。個人事務所「Desafio(デサフィオ)」の名のとおり「挑戦する」ということを大事にしたいです。
2022年1月13日から全世界同時配信で、Netflixオリジナルシリーズ「新聞記者」に初めて主演します。2022年も新しい挑戦をしたいと思っています。