2月22日は猫の日：「宿の看板猫ランキング」1位は野沢温泉のきなこ　2位は別府温泉のシカマル　3位はくまきち

　2月22日は「猫の日」。1222年2月22日以来、2が六つ並ぶ記念すべき日。猫の日を前に、旅行予約サービス「楽天トラベル」が調査した「2022年全国の宿 自慢の看板猫ランキング」が発表され、長野県の「野沢温泉　桐屋旅館」の看板猫「きなこ」が1位に輝いた。

　2位は大分県の「別府温泉　新玉旅館」（通称・にゃんたま旅館）の「シカマル」、3位は長野県の「割烹旅館みなみ家　＆　別邸　ねこ処みなみ家」の「くまきち」だった。

　ランキングは「可愛い！」「会いたい！」と思う宿の看板猫日本一を決定するもので、2015年に始まり8回目。今回は全国50の宿泊施設から自慢の看板猫がエントリーした。

　「きなこ」は、東京で保護猫だったところ同旅館に迎えられ、現在はほかに5匹いる元保護猫とともに看板猫を務めている。客の出迎えや客室への案内、客の膝を温めるなどのもてなしが人気だという。初エントリーで1位となった。

　にゃんたま旅館は約80匹の猫が暮らしており、「シカマル」は体重7キロ超、おっとりした性格。ほかの猫と遊ぶ姿がSNSで注目されている。「くまきち」は、長い毛並みと短いしっぽが特長。胸の高さまでジャンプする「ジャンピング抱っこ」の技などが話題という。

　今回は楽天会員を対象に2月7～13日にインターネットで投票が行われ、総投票数は8623票だった。昨年と比べてエントリー数は20匹以上、投票数は1割以上増加したという。