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佐津川愛美:自ら撮影の写真集「ほんわり」を9年ぶりに発売 10年前の自分に「アンサーしなければと」

 女優の佐津川愛美さんが、自ら撮影した写真を集めた写真作品集「ほんわり2021」(ホリプロ)を3月25日に発売する。佐津川さんが自身で撮影した写真集を発売するのは9年ぶりで、「ほんわり」「ほんわり2012」に続く3冊目。

 「ほんわり2021」は、子供のころから写真を撮るのが好きだったという佐津川さんが、2021年に撮りためた日常をまとめた一冊。A5サイズ、ハードカバー仕様、64ページで価格は3520円(税込み)。また、直筆サイン入りポストカードと「オンラインおしゃべり会」(3月29日開催)参加権利が付いた特典付先行予約も受け付けている。予約は2月28日まで、ホリプロオンラインショップで受付中。

 出版にあたって、佐津川さんが寄せたコメントも公開された。佐津川さんは制作に至った経緯について語っており、まず自身の状況について「昨年の私は先の見えない状況が続き、頑張りすぎたり、我慢しすぎたりしていたのかもしれません。そんなときに出会った新しい友人たちのおかげで、縛られていた価値観から解放され、ものすごく心が軽くなりました」と説明。

 「そこで出会った友人が、『ほんわり』を買ってくれました。帰宅後、久しぶりに自分でも見てみると、10年後の自分へのメッセージが書かれていました。そんなものを書いたこともすっかり忘れていた私は、驚きました。ちょうど、10年後の自分がそれを読んでいたから。これは、アンサーしなければと写真集を作りたいと思いました」と明かした。

 また「いろんなキッカケをくれた友人たちとの時間や、変化してきた自分の目線も、今残さなければと思ったので、動き出すことになりました。協力してくださった、スタッフの皆様に感謝致します」とコメントしている。

 制作の裏側について「『ほんわり』は、2011年、2012年と制作し、今回は9年ぶりとなりました。相変わらず日常をテーマとしていますが、明らかに点数が多い。絞っても絞っても絞りきれない点数だったので、きっとそれがいまの自分なんだと、多めでいくことにしました」と明かした。

 見どころについて「9年たっても、切り取るものが同じ部分もあれば、変わった部分もあります。自分で見ていても面白いぐらい変わらないところと変わったところがありました。そんな写真たちをお見せできると思います。私にとってきれいだった風景も、日常も、たっぷりとお届けします。ゆっくりとほんわりを感じてもらえたらうれしいです」と語っている。

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