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「めるる」という愛称でおなじみの生見愛瑠(ぬくみ・める)さん。3月6日に20歳の誕生日を迎えた。初めての写真集「はじまり。」(小学館)を発売した生見さんに、写真集や仕事、美容について聞いた。(全3回の3回目)
昨年、女優としての一歩を踏み出した生見さん。連続ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(日本テレビ系)では、片思いから、主人公に嫉妬してしまう……という複雑な感情を抱えた役どころを演じ、その高い演技力が注目された。
「難しい役だったのでどうなるか不安でした。でも、放送後に『普段のめるるとは別人だった』と言っていただくことが多くて、超うれしいです!
自分とは異なる感情、言わないせりふが多かったので、オルゴールの曲や水の音(水流音)などなにも考えずに聞ける曲を聞いて、気分を上げないようにして撮影に臨んだんです。撮影が終わった後も気持ちを引きずってしまうぐらいだったので、演技ってすごいなと感じていました」
同作は24歳の杉咲花さんが主演し、26歳の杉野遥亮さん、27歳の奈緒さんら20代の俳優が多数出演。撮影以外の時間も楽しく過ごしたという。
「みんなでけん玉をして遊んだり、ジェンガをして遊んだり。みんなが優しくて仲良しで、楽しかったです。役柄が“重かった”ので、現場が楽しかったことはありがたくて。女優を始めてすぐの現場が『恋です』でよかったと思っています。
3カ月間も同じ現場に行って一つの作品を作るのは初めての経験で、毎回吸収することがいっぱいあって新鮮でした。違う自分になれる機会はほかにないですし、ずっと楽しいなと思って取り組めたので、今後もやりたいです。学生服が着られるうちに、青春映画をやってみたいですね」
タレント、モデル、女優……と忙しい日々を送るが、いつもハッピーで楽しそうだ。その秘訣(ひけつ)を聞くと「お仕事がめちゃくちゃ好き」といっそう大きな笑顔を見せる。
「私、何をやっても続かない人なんですけど、お仕事だけはずっと楽しい。楽しいことをしているから、『楽しそう』と言っていただけると、とてもありがたいなって思います。
人見知りでなかなか自分を出せない時期もあったんですが、仕事を始めて私のことを『好き』と言ってくれる人が増えて自信につながったことも、ハッピーでいられる秘訣かもしれません」
10年後、どう過ごしていたいかと聞くと「30歳ですね。考えられない」と笑いつつ、こう答えた。
「そのときやりたいことを全力でやっていたいし、楽しんでいたいです。あまり大人になりすぎないように、子供心を忘れない大人になっていたい。芯があって、流されない、かっこいい人になりたいですね」
◇プロフィル
ぬくみ・める 2002年3月6日生まれ。愛知県出身。2012年にモデルデビュー。ローティーン向けファッション誌「ニコ☆プチ」(新潮社)を経て、「Popteen(ポップティーン)」(角川春樹事務所)の専属モデルとして活躍。2021年、「CanCam(キャンキャン)」(小学館)同年5月号で単独表紙を飾って専属モデルデビューした。バラエティー番組やCMに多数出演。