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女優の杏さんがナレーションを務めるTBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」(日曜午後6時)。3月27日の放送は「世界の鉄道スペシャル 絶景の旅」と題し、雄大な自然の景観と新しい時代を切り開いてきた世界各地の鉄道の魅力を紹介する。
これまで同番組では、さまざまな鉄道を撮影してきた。オーストリアの「ゼメリング鉄道」やインドの「インド山岳鉄道群」など鉄道そのものが世界遺産に登録されているものから、ノルウェーの世界遺産「西ノルウェーのフィヨルド群」やイギリスの「ジャイアンツ・コーズウェイ」のような、自然遺産の中を運行している鉄道など。世界遺産としての位置づけも幅広く、列車のタイプも蒸気機関車から路面電車などさまざまだ。
イギリスのフォース湾にかかる「フォース鉄道橋」は全長2.5キロ、高さ110メートル。130年前に完成した巨大な鉄道橋には、いまでも蒸気機関車が走っている。ハンガリーの首都ブダペストには、電気で動く世界初の地下鉄があり、100年以上前のオリジナル車両の姿が見られる。
そのほか、溶岩が生んだ奇岩が続く英国の海岸「ジャイアンツ・コーズウェイ」を走る140年前の路面電車や、米国西部のコロラド高原を走る100年前のSLなども紹介。メキシコの豪華な「テキーラ・エラドゥーラ・エクスプレス」や、スイスの「レーティシュ鉄道」を走る100年前の除雪車モンスターなども登場する。
ヒマラヤ山脈を走り抜ける山岳鉄道には、トイトレイン(おもちゃの汽車)と呼ばれる蒸気機関車が走っている。オーストリアの首都ウィーンから地中海を結ぶ「ゼメリング鉄道」は、初めてアルプスを越えた山岳鉄道の先駆けだ。橋やトンネルで急こう配を克服する技術は、後の鉄道技術の手本となった。