三沢あけみ：乳がん、肺腺がんを初告白　歌手デビュー60周年を前に「徹子の部屋」出演

　歌手の三沢あけみさんが、3月31日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系、月～金曜午後1時）に出演する。来年に歌手デビューから60周年を迎える三沢さんが、2度のがんを初めて告白し、その経験から伝えたいことを語る。

　三沢さんは10年前に乳がん、3年前には肺腺がんを発症したが、どちらも伏せて歌手活動を続けていた。同じ症状や見ている人の励みになればと思い、話すことを決意したという。

　三沢さんは1963年に歌手デビュー。その年に発売した奄美大島が舞台の楽曲「島のブルース」が、ご当地ソングの先駆けとして大ヒットした。歌手デビューより前の1959年に、オーディション「東映ニューフェイス」に合格し、ドラマ「笛吹童子」で女優デビュー。初舞台では俳優の故・長谷川一夫と共演した。厳しかった長谷川の指導など当時の思い出を、映像とともに振り返る。