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広末涼子:3人の子供に感謝「いまの私があるのは間違いなく、子供たちのおかげ」 ベストマザー賞に喜び

 女優で3人の子供の母親でもある広末涼子さんが、母親たちの憧れや目標となる人を選出・表彰する「第14回ベストマザー賞」を芸能部門で受賞し、5月6日、東京都内で行われた授賞式に出席した。記念の盾と花束を受け取り、「18年前、結婚と出産を経験した年にまさかこんな名前の賞をいただけるなんて思っていなかった。本当にありがとうございます」と感謝した。

 第1子の出産時に一時的に女優の仕事から離れる決意をしたことについて「いろんな方から意見をもらって賛否もあった」と告白。「どうして女性だからって結婚か仕事かを選ばないといけないんだろうという疑問があった」と当時の葛藤を明かした。

 第1子を妊娠・出産した頃の芸能界は「あまり早く結婚する人が多くなかった」といい、「復帰も難しいのかなといろんな不安があった」という。それでも女優と育児を両立させてきたのは「ある意味、先駆者として『子育てをしながらも女優もできるんだ』と立証できたら、この業界だけではなく、どんな仕事の女性でも活躍する場が開けてくるのではという思い」とコメント。子育ては大変で「疲れて困ることもなかったわけではない」が、「いまの私があるのは間違いなく、子供たちのおかげ」と母の顔でほほ笑んだ。

 同賞は、日本マザーズ協会が2008年から選出しており、全国の母親の投票によって受賞者が選ばれる。広末さんのほか、音楽部門を鈴木亜美さん、文化部門をタレントの近藤千尋さん、スポーツ部門を元女子バレー日本代表の荒木絵里香さん、政治部門を元衆院議員の金子恵美さんがそれぞれ受賞し、授賞式に参加した。また日本マザーズ協会特別顧問の蓮舫参院議員も登壇した。

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