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キャリア35年、「今までプライベートを発信することを避けてきた」という女優の横山めぐみさんが、自らペンをとり、私生活をつづる連載「横山めぐみの大人クローゼット」。第1回は、自身の半生や、執筆のきっかけ、新緑の季節にぴったりのコーディネートを、デビュー間もない20歳の頃の横山さんの写真とともに紹介します。
◇デビューのきっかけはスカウト
新緑がまぶしい今日このごろ。皆さん、いかがお過ごしですか?
今回から毎月1回「横山めぐみの大人クローゼット」と題して、私の普段のファッションやプライベート、今、興味を抱いていることなどを発信していきたいと思います。
さて私、横山めぐみは現在52歳。「毎日キレイ」をご覧の皆さんより、少しお姉さんかもしれませんね。酉(とり)年、乙女座で血液型はO型。東京都文京区の病院で生まれ、東池袋、大塚駅近くで育ちました。
職業は女優。
1987年、ドラマ「北の国から‘87初恋」で吉岡秀隆さん演じる黒板純の初恋の相手・大里れい役でデビューして、今年で35年になります。
ごく普通の女子高生だった私は、ひょんなことから芸能界に足を踏み入れることとなりました。
それは高校2年の夏、先輩がある雑誌に私の写真を送ったことがきっかけとなり事務所にスカウトされ、そこの社長の勧めで受けたのが「北の国から」のオーディションでした。世の中、何が起こるか分からないものです。
写真を送ってくれた先輩や、当時の事務所の社長。私を選んでくださった脚本家の倉本聰先生、杉田成道監督をはじめとするスタッフの皆さん。さまざまな方との出会いが、私をこの世界に導いてくれました。感謝してもしきれません。
◇“好きなモノ”や“楽しいコト”を皆さんと共有したい
実は私、今までプライベートを発信することを避けてきました。
女優として役を演じていく上で、私生活のイメージが妨げになると考えていたためです。
でも世界情勢が不安定な今、何気ない日々の暮らしやファッションを通じて、“好きなモノ”や“楽しいコト”を皆さんと共有し、気分が上がるようなひとときを過ごすお手伝いができたら……とペンをとることにしました。
皆さんに思いが伝わるといいな。
これから1年間、どうぞよろしくお願いします!
◇今回のコーディネート
今回は新緑の季節を意識して、爽やかなカラーにかごバッグなどの天然素材のアイテムを組み合わせ、ナチュラルにコーディネートしてみました。
私は日本の伝統工芸を応援しています。着物にも似合う山ブドウのかごバッグは、奥会津の伝統工芸「編み組細工」という雪国の手仕事です。職人さん自ら山に入り、山ブドウを採取するところから始まります。山では熊に襲われる危険もあり、体力的にもとても厳しい作業だそうです。本当に頭が下がります。多少であれば修理することも可能で、「100年使える」と表現されることもあるそうです。
FILのワンピースは、コットン100%。私はシルク、リネン(麻)、カシミヤ、シルカシ(シルクカシミヤ)など天然素材が大好きなので。渋谷のスクランブルスクエアをふらっと歩いていて購入しました。
RALRH LAURENの革ベルトは、10年以上使ってるかな。丈夫で、さまざまなコーデのポイント使いにヘビロテしてます。コーデが締まるんですよね。他の回でも登場する可能性大です。
RIVER MAILのターコイズネックレスは、夫の買い物に付き合って京都大丸を歩いていた時、期間限定ショップで出ていて、なんとなくご縁を感じ購入しました。
五月晴れの日のお出かけが、エンジョイできますように!
<プロフィル>
よこやま・めぐみ 1969年9月2日生まれ、東京都出身。1987年放送の「北の国から’87初恋」で吉岡秀隆さん演じる純の恋人・れい役で女優デビューを果たした。2002年放送の昼ドラ「真珠夫人」ではヒロイン・瑠璃子を演じ話題に。ミステリーアドベンチャーゲーム「春ゆきてレトロチカ」(スクウェア・エニックス、Nintendo Switchほか、5月12日発売)に実写キャストとして出演。14日にインスタグラムとツイッターのアカウントを開設した。