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女優の横山めぐみさんが、5月27日放送の連続ドラマ「インビジブル」(TBS系、金曜午後10時)の第7話にゲスト出演する。命を狙われるIT企業のCEO役で、刑事を演じる主演の高橋一生さんや、“犯罪コーディネーター”キリコ役の柴咲コウさんと共演する。「刺激をもらった」という撮影現場での様子や「毎日キレイ」でスタートした連載「横山めぐみの大人クローゼット」で発信していきたいことなどについて聞いた。
◇50代になって「いいことばかり」
「若いころはずっと自立した大人の女性に憧れていて、早く大人になりたいと思っていました。悩みも多くて、本当に楽になったのは40歳すぎてから。50代になったらやりたいことが広がって、趣味も増えたし、いいことばかり」と顔をほころばせる横山さん。
月に1回の連載では「年を取るのは怖くないと伝えたい。人の目を気にせず、自分の好きなことを謳歌(おうか)するキャパシティーも増えた。大人になるのって、より自由になれる気がして。自分の意思で好きなところに行けるし、すごく前向きで楽しいこと。若い方も楽しみにしながら年を重ねていけたらいいんじゃないかな」といい、自身も「人生100年時代ですからね。50代なんてまだまだひよっこ」と満面の笑みを見せる。
今の趣味は着物と料理。料理は「和洋中なんでも作ります。外で食べておいしかったものはだいたい再現できます」というほどの腕前だ。
着物を好きになったのは「ここ4年くらい」といい、「家族の仕事の関係で京都に頻繁にいくようになり、いろんなお着物関係の方と出会いがありました」と明かす。
「東京五輪で私が率先して着物を着て、世界中からいらっしゃるお客様をお迎えしようというくらいの勢いで一念発起しました。着物関係の本を100冊以上読んで。着物の専門家の方とお付き合いしたり、率先して会いに行って話を聞かせてもらったり。研究に研究を重ねた結果、すっかり“着物の沼”にはまってしまいました」と笑った。
◇高橋一生の演技「とても神聖なものを見ている気分」
横山さんが「インビジブル」で演じるのは、犯人から命を狙われるIT企業のCEO。「敏腕でバリバリ仕事をしたいタイプの人間。犯人の脅しに妥協して仕事の邪魔をされるのは不服だと、警察の言うことを聞かずに、警護にあたる(高橋)一生さんらを翻弄(ほんろう)します」と説明。「仕事が好きでバリバリとやって、たくましいところは自分と似ているかもしれないですね」と共感を寄せる。
高橋さんが目の前でアクションをする場面もあり、「一生さんの本気の格闘シーンをずっと近くで見ていたのですが、同業者として感動しました。彼のストイックさというか、本気度はとても神聖なものを見ている気分になりました」と感心する。「こんな素晴らしいものを目の前で生で見られて、同じ空気を体感できている。なんて贅沢(ぜいたく)なんだろうと。刺激をもらいました」と撮影を振り返った。
また「撮っても撮っても終わらない。昼ドラ以来だね、こんなハードスケジュール」と驚いたのが、ミステリーアドベンチャーゲーム「春ゆきてレトロチカ」(スクウェア・エニックス、Nintendo Switchほか)への出演。実写キャストとして一人三役を演じた。
「大正、昭和、令和という三つの時代設定。各時代でまったく異なる3人の人物を演じました。2時間サスペンスのような殺人事件が起こり、その謎を解くゲーム。正解が一つあって、不正解が複数あって、正解も不正解もすべて演じなくてはいけなくて。カット数が多いので撮っても撮っても終わらなかったですね」と楽しそうに語った。