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「世界遺産 黄山 ~6万段の階段 天空の聖地~」の一場面=TBS提供
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「世界遺産 黄山 ~6万段の階段 天空の聖地~」の一場面=TBS提供

世界遺産:「中国・黄山」断崖絶壁の“天空の聖地” 山水画の傑作を生んだ天下の名山の魅力に迫る

 女優の杏さんがナレーションを務める、TBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」(日曜午後6時)。6月5日は「黄山~6万段の階段 天空の聖地~」と題し、「天下の名山」とたたえられる、中国の安徽省(あんきしょう)にある黄山(こうざん)を取り上げる。

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 奇岩が林立する断崖絶壁の「黄山」は、太古から仙人が住むと信じられてきた聖なる山。1000メートルを超える峰々には、6万段の階段が張り巡らされている。中でも美しい季節が冬。雲海が湧き立ち、まるで山水画のような光景が現れる。

 黄山の山腹には、九つの滝が階段状に連なる珍しい滝がある。滝の全長は600メートル。ふもとに集まった水は、水蒸気となり再び山の上へ。そして、黄山を代表する絶景“雲海”を生む。標高が高い所では冬になると雪が降り、気温がマイナス20度を下回ることも。雪や水滴が、強風で木々に吹き付けられ、氷の花ができる。

 黄山の“奇岩・雲海・断崖絶壁に生える松”が織りなす絶景は、古くから芸術家たちを魅了してきた。特に、山や川など自然の風景を描く山水画に多大な影響を与え、多くの傑作が生まれた。

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