「琉球王国のグスクおよび関連遺産群～サンゴが生んだ海の王国～」の一場面＝TBS提供

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世界遺産：沖縄本島、サンゴが生んだ海の王国　「琉球王国」の謎に迫る

2022年06月19日　08:00

　女優の杏さんがナレーションを務めるTBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」（日曜午後6時）。6月19日は「琉球王国のグスクおよび関連遺産群～サンゴが生んだ海の王国～」と題し、かつて日本の沖縄本島で独自の文化を花開かせた「琉球王国」を取り上げる。

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　「グスク」とは、12世紀から15世紀にかけて、サンゴでできた琉球石灰岩を積み上げて造られた巨大な山城。本島に300以上点在し、その優美な曲線が形作る城壁は、世界でも類例を見ない。

　首里城は王国最大の「グスク」として知られるが、2019年の火災で正殿を含む中心部が消失してしまった。2026年の正殿復元を目指している。

　神が降り立ったと言われる久高島を望む琉球随一の聖域・斎場御嶽（せーふぁうたき）では、かつて琉球王国の最高神女の就任儀式が行われていた。

　儀式に使われたとされる聖なる水が、今も絶えることなく鍾乳石から滴り続けている。

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