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福士蒼汰:「念願」の海外作品出演へ 「重要な役にピッタリ」と高評価 山P出演の「THE HEAD」シーズン2

 俳優の福士蒼汰さんが、国際ドラマ「THE HEAD」のシーズン2に、メインキャストの一人として出演することがこのほど、明らかになった。福士さんは「本当に念願の海外作品だったので、出演が決まった時は『これは真実なのか!?』と思うほどビックリしました。と同時に、非常にうれしかったです」と語る。シーズン2は2023年に世界規模で放送・配信され、日本ではインターネット動画配信「Hulu」のオリジナル連続ドラマとして配信される。

 「THE HEAD」は、エミー賞も受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」のラン・テレムさんが制作総指揮を務めるサバイバルスリラー。シーズン1(2020年)では、メインキャストの一人として俳優の山下智久さんが出演。南極の科学研究基地を舞台に、極限状態に置かれた人たちの壮絶な心理戦を描いた。

 シーズン2は、太平洋上の「ある科学ミッションを担った巨大貨物船」を舞台に、善と悪がぶつかり合う事件をスリリングに描写する。前作で因縁のキーパーソンとなったジョン・リンチさん演じる生物学者・アーサーと、キャサリン・オドネリーさん演じる若き医師・マギーが再登場することも発表された。

 テレムさんは、福士さんを起用した理由について「シーズン1と同様、国際色豊かなキャストは『THE HEAD』の必須条件であり、さらに蒼汰は私たちが求めているカリスマ性、明るさ、遊び心、感受性、ウイットなどをもたらしてくれると感じました。蒼汰とのやりとりを通して、今回の重要な役にピッタリだと確信を持ちましたし、多国籍な制作現場に対する熱意も感じられ、彼をキャスティングしました」と説明した。

 福士さんと初めて直接会った時のことを「最初に目に入ってきたのは彼のはち切れんばかりの笑顔で、とてもいい雰囲気を醸し出していました。さらに準備万全で、自らのセリフはもちろん、脚本をすべて把握できているのは明らかでした。巨大なセットを見た時の蒼汰の反応も最高でしたね。その後、蒼汰は少しずつ他のキャストとも顔を合わせ、あっという間に現場になじんでいました」と述べた。

 ◇福士蒼汰さんのコメント全文

 本当に念願の海外作品だったので、出演が決まった時は「これは真実なのか!?」と思うほどビックリしました。と同時に、非常にうれしかったです。実は、これまでも英語のアクティング・レッスンや、海外作品のオーディションを受けていたのですが、実際に作品に参加させていただくのは初めて。なので、最初は緊張もありましたが、プロデューサーやキャストの皆さんとお会いして、気持ちが少しずつリラックスしてきたと思います。

 現場の皆さんも本当に優しくて、僕が思っていた以上にフレンドリー。スペイン人のスタッフの皆さんもウエルカムですごく心が温かいですし、キャストの皆さんも「みんなで何かやろうよ。プールに行こうよ」と、どんどん話しかけてくれて、日常的なことも一緒に楽しめています。その一方、撮影は撮影で皆さん真剣に取り組んでいるので、すごく気持ちのいい現場です。

 製作総指揮のランさんとは、撮影前からオンラインでお話をさせていただいていたのですが、とても優しい方です。海外ドラマに初めて出演する僕の気持ちを察し、率先して周囲との人間関係もつないでくださるので、すごく助かっています。また、ホルヘ監督もリアリティーを追求される方なので、彼の演出に身を委ねていけば良い作品が出来上がっていくという感覚があり、すごく信頼しています。撮影は長期にわたるので、大変かとは思いますが、楽しんで取り組んでいけば必ず良いものができると信じています。

 「THE HEAD」は Season2 も、謎が解かれていく過程がとても魅力的な作品です。ぜひ楽しみにしていてください。

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