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休井美郷:「バチェラー・ジャパン」参加で結婚願望が7割減 あきらめた夢かない「想像していなかった人生になった」

 婚活リアリティー番組「バチェラー・ジャパン」(Amazon Prime Video)シーズン4に出演して参加となったパン講師の休井美郷(きゅうい・みさと)さん。“あざと可愛い”キャラクターで人気となり、このほど、初の写真集「休井美郷写真集 Qun(きゅん)」(主婦と生活社)を発売した。結婚への思いや、理想の家族像、変化したという好きな男性のタイプについて聞いた。

 ◇結婚願望は100%から「3割」に アイドルだった頃の夢が実現

 「バチェラー・ジャパン」に参加したのは「本当に結婚したかった」から。芸能活動をするとはまったく想像していなかったという。

 「参加後に芸能のお仕事が増えて、楽しくなって結婚願望がなくなりました。100%あったのが、今はその3割ぐらい。まったく想像していなかった人生になっています」

 18歳からアイドルとして活動していたが、26歳の時にやめてパン講師になった。「写真集を出すことは、アイドル時代の夢だったので、発売が決まった時はすごくうれしかったです。まさか30歳になってから、一度はあきらめた夢がかなうとは思っていませんでした」と、いまだに驚いた様子だ。

 ◇自分の家族が理想 やりたいことは全部できた子供時代

 以前ほどの結婚願望はなくなったが、理想の家族像は変わっていない。「私の家族がすごく仲がいいので、同じようにあたたかい家庭にしたいです」。両親に感謝しているのは、やりたいと言ったことは何でもさせてくれたこと。「書道、ピアノ、水泳、和太鼓、手話、たくさん習いごとをさせてもらいました。私も自分の子供には、やりたいことができる環境を整えてあげたいです」

 16歳で上京したいと言った時も、両親からは「一度大学へ行ってから決めても遅くないんじゃない」と言われ、反対はされなかった。「田舎に住んでいたので、視野を広げるために都会の大学に進みました。それでも東京に出たいという気持ちは変わらず、21歳で上京しました」と振り返る。

 「両親は芸能活動も応援してくれています。ただ『いつ結婚するの?』とは言われますね。早く結婚してほしいんだと思います。最近妹が結婚したので、両親からの“圧”が減って少し楽になりました(笑い)」

 ◇「顔100%」から内面を重視するように    結婚を意識するまでは「顔100%の恋愛」ばかりだった。「朝起きて、隣にイケメンがいたらいいと思っていました。だから一目ぼればかり。バチェラーに参加して、初めて中身で人を好きになって、本当に人のことを好きになったと感じました。徐々に好きになっていくというのを初めて経験した。そういう相手と一緒にいられたら、きっと幸せなのだろうなと思って、恋愛観はめっちゃ変わりました」

 「バチェラー・ジャパン」参加時には、夫と子供にパンを焼いてあげたいと語っていた。現在は、思い描く結婚生活に、仕事を続ける自分の姿も加わった。「私はあまり悩まないタイプですが、仕事の相談もできる人だといいですね」

 今後やってみたいのは、本を書くこと。「自分のなかで芸能活動をしていた期間が、とてもつらかったんです。26歳で一度やめたけど、その時にかなわなかった夢や、できなかったことが、30歳を過ぎてできるようになった。夢のために頑張っている子や、どうしたらいいか悩んでいる子たちに、勇気を与えたい。一度あきらめても、こうやって戻って来られることもあるよ、っていうことを伝えたいです」

  <プロフィル>

 きゅうい・みさと 1991年4月22日生まれ。大阪府出身。婚活リアリティー番組「バチェラー・ジャパン」(Amazon Prime Video)シーズン4に参加して“あざとい系女子”として話題に。SNSではメーク法やファッションを紹介し、女性ファンが多数を占める。

 *……写真集「休井美郷写真集 Qun(きゅん)」▽主婦と生活社▽2900円

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