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倉科カナ:8年出演した「刑事7人」撮了で涙 「私にとって大切な場所で、“ホーム”」

 女優の倉科カナさんが、2015年から8年間出演してきたドラマシリーズ「刑事7人」(テレビ朝日系、水曜午後9時)のクランクアップを迎えたことが7月13日、明らかになった。ドラマは同日から第8シリーズがスタートした。

 「刑事7人」は東山紀之さん演じる刑事・天樹悠を中心に、個性的なエキスパート7人が難事件に挑む姿を描く。倉科さんは警視庁刑事部専従捜査班刑事の水田環(みずた・たまき)を演じた。

 最後の撮影が終わると、倉科さんへ東山さんから大きな花束が贈られた。すると、倉科さんから目から涙が。「朝は実感がなかったんですけど……実家を出た時よりも、すごく寂しい」と、大役をやり切った安心感と現場から離れる寂しさが入り混じり、涙が止まらない状態だったという。

 倉科さんは第1シリーズから出演。「刑事7人」の現場は「私にとって大切な場所で、“ホーム”」だと話す。さらに「また、いつか戻って来たい」と語ると、東山さんをはじめとしたキャスト陣、スタッフから「待ってます!」「待ってるよ!!」と口々に声がかかり、大きな拍手が贈られた。

 最後には東山さんが、倉科さんを花束と共に“お姫様抱っこ”をする一幕も。倉科さんは相変わらず瞳を濡らしながらも笑顔で、愛にあふれるクランクアップとなった。

 ◇倉科さんのコメント全文

 朝は実感がなかったんですけど……今は寂しい気持ちでいっぱいです。お世話になって8年間、月日を重ねていくごとに、「刑事7人」が私にとって大切な場所になっていったんだと実感しています。私はこの現場を“ホーム”みたいに思っていまして、キャストの皆さんともスタッフさんとも仲が良いので、初めて実家を出た時よりも寂しさがこみ上げてきます。女優として、より前に進めるようにこれからも頑張りますし、また、いつか戻って来たいなと思っています。皆さん、お体にお気をつけて、頑張ってください。長い間、本当にありがとうございました。

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