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山崎賢人:「ゲーム業界のバンクシー」役で「日曜劇場」初主演 「日曜夜9時が楽しみになる作品にしたい」

 俳優の山崎賢人さんが、TBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で10月から放送される連続ドラマ「アトムの童(こ)」に主演する。山崎さんは、「ゲーム業界のバンクシー」と称されていた若き天才ゲーム開発者・安積那由他(あづみ・なゆた)を演じる。山崎さんは日曜劇場初主演。

 「アトムの童」は、連続ドラマ「相棒」や「この恋あたためますか」を手がけた脚本家・神森万里江さんによる完全オリジナルストーリー。山崎さんが演じる那由他は、大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」という名前で活動し、誰もその素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称されていたが、ある事件をきっかけにゲーム開発から離れ、静かに暮らしていた。

 そんな中、彼を探していたのが老舗玩具メーカー「アトム」。海外との価格競争などの影響で、廃業の危機を迎えていた「アトム」は一発逆転の経営再建のために、新業態として「ゲーム制作」へ参入すべく、経営の舵(かじ)を切る。資金もノウハウも持たないアトムは、藁(わら)にも縋る思いで「ゲーム業界のバンクシー」である那由他とコンタクトを取ろうと奔走するが……と展開する。

 山崎さんは「5年前に日曜劇場『陸王』に参加させていただき、毎週感動を与えることができるすごく熱いドラマの枠だなと感じていました。そんな日曜劇場で主演を務めさせていただけるということで、キャスト・スタッフ一丸となって、全力でおもしろい作品が撮れたらと思っています」と同枠についてコメント。「子供から大人まで、みんなが触れてきたゲームというものを通じて、いろいろな世代の方に楽しんでいただけるストーリーになっているかと思います。毎週日曜夜9時が楽しみになるような、家族みんなで見て熱くなれるような最高の作品にしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と意気込んでいる。

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