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加藤ローサ:2児の母、12歳の新津ちせに親近感 長男と年齢が近く「背が伸びたのもすぐ気づいた」

 女優の加藤ローサさんが8月15日、東京都内で実施された新津(にいつ)ちせさん主演の映画「凪(なぎ)の島」(長澤雅彦監督、8月19日公開)の公開直前イベントに、親子役で共演した12歳の新津さんらと出席した。新津さんについて、2人の息子の母親でもある加藤さんは「長男に年齢も近いので、『赤ちゃんのときはこういう顔だったんだろうな』とか、『どういうお姉さんになるのかな』とか、ちせちゃんの未来が予想できたりして本当にいとおしかった」と話した。

 新津さんとは「初めてお会いしたときからスーッと打ち解けられた」といい、新津さんが身長が8センチ伸びたと明かすと「背が伸びたのもすぐ気づきました。(本人に)『すごく伸びたね!』って言いました」とほほ笑んだ。

 加藤さんはまた、長澤監督とは「10代に1度、20代で1度、このたび30代で3度目」の“タッグ”だと言い、「映画自体、出演が10年ぶりで緊張していた。そこは“長澤組”ということで胸を張って、安心して現場にいられました」とコメント。今作について「ストレスの多いこの社会では息抜きになるのでは」と述べた。

 映画は、少年少女の心の成長や家族の交流を描く。両親が離婚し、母の故郷である山口県の瀬戸内にある小さな島で暮らすことになった小学4年の凪(新津さん)は、母(加藤さん)と、祖母(木野花さん)と暮らし、普段は明るくふるまうが、母へ暴力を振るうアルコール依存症の父(徳井義実さん)の姿が目に焼きついて離れない。島の住民に見守られ、凪は少しずつ笑顔を取り戻していくが……というストーリー。

 イベントには子供たちの成長を見守る小学校の教師・河野瑞樹を演じた島崎遥香さん、瑞樹に思いを寄せる漁師・守屋浩平を演じた結木滉星(ゆうき・こうせい)さん、長澤監督も出席した。

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