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俳優の岡田准一さんが8月16日、東京都内で行われた主演映画「ヘルドッグス」(原田眞人監督、9月16日公開)のジャパンプレミアに出席した。岡田さんは、相棒役を演じた坂口さんと一緒に現場で筋トレをしていたと明かし、「(筋肉の容量が大きくなる)パンプアップの仕方を教えてくださいと(坂口さんから)言われて、最初は腕立てをしてたんですけど、それじゃあパンプアップにならないよって言って、2人で……」と、筋トレの動きをして見せた。
坂口さんは「岡田さんは自分が出ないシーンなのに、すぐそばにいてくれて、カットがかかると『こういうふうにやってみたら』っていろいろと教えてくださった。今回の作品の中でも岡田さんを『アニキ』って慕ってるんですけど、カメラが回っていない時にも、そういう関係性になれた」と、演技のアドバイスも受けたことを振り返った。
この日は松岡茉優さん、MIYAVIさん、北村一輝さん、大竹しのぶさん、原田監督も登場。岡田さんらはリムジンで登場し、レッドカーペットを歩いた。
映画は、深町秋生さんの「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(KADOKAWA)が原作。復讐(ふくしゅう)のために生きてきた元警官の兼高昭吾(岡田さん)は、その獰猛(どうもう)さから警視庁に目をつけられヤクザ組織に潜入させられる。兼高を「アニキ」と慕うヤクザの室岡秀喜(坂口さん)とともに、ミッションのため組織を上り詰める……というストーリー。
岡田さんは「潜入捜査官ということで、うそをついて、無表情な役ですが、男同士の愛というか、全員に対して触れちゃいけない場所を触れあって、信頼やつながりを感じる映画です。愛ですね」とアピールした。