片桐はいり：念願の「暗闇ハイク」に挑戦　「細かいことを見ないってすてき」　「SWITCHインタビュー」出演

　女優の片桐はいりさんが、8月29日午後10時50分からNHK・Eテレで放送されるドキュメンタリー番組「SWITCHインタビュー 達人達（たち）」に出演する。片桐さんは、「体験作家・暗闇ガイド」を名乗る文筆家・中野純さんと共に登場し、お互いをインタビューし合うほか、中野さんの案内で闇夜のハイキング「暗闇ハイク」にも出かける。予告動画には、片桐さんが真っ暗闇の中で「細かいことを見ないってこんなにすてきなことなんだ」とつぶやく姿が映し出される。クロストークは前後編で、29日は前編を放送する。

　日本を代表する個性派俳優の一人である片桐さん。最近もNHK連続ドラマ小説でド迫力の演技を見せ、SNSにトレンド入りするなど反響を呼んだ。そんな片桐さんが実は10年以上会いたいと願っていたのが、中野さんだという。

　番組では片桐さんが、中野さんのガイドで念願の「暗闇ハイク」へ出かけ、深夜の山歩きに挑む。あきる野市に位置する標高300メートル弱の山を、視覚以外の感覚を頼りに3時間かけて散策する。深夜の山歩きでは昼間には気づかないこの世の不思議に出合うが、怖さだけではなくなぜか安心感も抱く。

　無事下山した後は、暗闇の面白さについて中野さんが語る。実は中野さんは少女マンガ専門の図書館を夫婦で運営するほどの少女マンガ通。日常と非日常が隣り合わせの少女マンガと暗闇の共通点について語り、片桐さんが納得する場面も。話は「暗闇にひかれる」片桐さんの深層心理にまで及び、ついに夜が明ける。