井手上漠：自分らしくファッションを楽しむ「シナモン」に共感　シナモロール20周年記念イベントでアンバサダーに

　ジェンダーレスモデルの井手上漠（いでがみ・ばく）さんが、10月8日から東京・原宿で開催されるファッションイベント「好きを着る。ファッションウィーク HARAJUKU GENDERLESS ＆ FREE FASHION WEEK」の初日に行われるファッションショーにゲストアンバサダーとして登場する。男の子でありながらも、リボンをつけたおしゃれや、自分自身が「大好き」と思えるかっこいい、可愛いファッションを楽しみ、自分らしさを表現する人気キャラクター「シナモン」がナビゲーターを務める。井手上さんは「自分と同じく自由な考えを持つシナモンと共に参加できることを大変うれしく思います」とコメントしている。

　シナモンは、ハローキティで知られる「サンリオ」のキャラクター人気投票企画「サンリオキャラクター大賞」を3連覇している「シナモロール」の愛称。シナモンのデビュー20周年を記念して開催される。

　井手上さんは「『私には性別がありません』」と公言し、「性別にとらわれないファッションをするのが大好きです。このイベントは、性別はもちろんさまざまなことに縛られない自由なファッションを肯定する、提案できる場としてとても意義があると感じています」とし、「このイベントを通じ、もっとファッションを自由に楽しんでいいんだ！と思ってもらえるようなきっかけにしたいです」と意気込んでいる。

　同イベントでは、自身がプロデュースするジェンダーレスブランド「BAAKU（バーク）」でシナモンとのコラボグッズを販売する予定。

　ファッションショーは「そらンウェイ」と題し、井手上さんのほか、ゲストモデルとしてモデルのロイさんもランウエーに登場する。ほかに約40のブランドとシナモンとの洋服やアクセサリー、スイーツなどコラボアイテムを販売、空をイメージしたフォトジェニックな空間でネイル体験ができるスペース「そらルーム」も設置する。30日まで。