朗読劇「ハロルドとモード」の公開ゲネプロと会見に出席した佐藤勝利さん(左)と黒柳徹子さん
女優の黒柳徹子さんが9月28日、東京都内で、29日に初日を迎える朗読劇「ハロルドとモード」の公開ゲネプロと会見に出席した。初共演の人気グループ「Sexy Zone(セクシーゾーン」の佐藤勝利さんについて「穏やかで一生懸命で、日増しにせりふがお上手になっていくし、周りにも気を使えて、この頃の若い方では少ないと思う」と称賛し、佐藤さんを赤面させた。
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また、「ダメなところがあったら、言われたところを次までにきちんと進歩させている。えらいなと思って見ていました。俳優としても、すばらしくなる」と太鼓判を押した。佐藤さんは手放しで褒められ「これは放送してください、全国で(笑い)」と報道陣にお願いし、笑いを誘った。
「ハロルドとモード」は1971年に米国で公開された映画。79歳のチャーミングな女性・モードと、19歳のやんちゃな少年ハロルドとの“60歳差”のラブストーリー。2020年に黒柳さん主演で初めて朗読劇化され、今回は3度目の上演となる。
“国宝級イケメン”と評される佐藤さんについて、黒柳さんは「勝利君はハンサムで前から見ると国宝と言われているけど、いつも横から見ていた。前から見たら、なるほど国宝だと思った」と納得の表情。佐藤さんは「前にハロルド役をやった藤井流星から『徹子さんは本当に国宝の人だから、一緒にいられるだけですごい経験だ』と言われた。国宝返しじゃないですが、国宝と国宝で(笑い)」とにっこり。大先輩との共演に「こんな貴重な経験はないので、楽しんで本番を大事に朗読したい」と気を引き締めた。
2人は実年齢では「64歳差」だが、黒柳さんは「あんまり年のことは考えない」ときっぱり。「モードという変わった女性をどう演じたら面白いのかを考えてやっている。そこで64歳違うんだとか、いちいち思っていない。思ったらやりにくくなるので」と説明した。
東京・EXシアター六本木(東京都港区)で10月13日まで。10月15日から18日まで大阪・森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で上演。北乃きいさん、林田一高さん、近藤芳正さん、常盤貴子さんも出演する。
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