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女性誌「JUNON(ジュノン)」(主婦と生活社)のボーイズオーディション「第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終選考会が11月27日、東京都内で行われ、1万5447人の応募者の中から兵庫県出身の高校2年、藤本洸大(ふじもと・こうだい)さん(17)がグランプリに輝いた。
選考会後に取材に応じた藤本さんは、憧れの人を聞かれると「佐藤健さんです」と答え、「作品によって役柄が変わるのに、それにうまく対応してカメレオンのようで素晴らしい」と理由を説明。自身も「誰も見たことないような俳優になりたい」と思いをはせていた。
藤本さんは、2005年10月6日生まれ。身長175センチ、体重58キロ。受賞直後のスピーチで、「本当にありがとうございます。今まで本当に……」と言葉を詰まらせつつ、「すてきな方々と巡り合えて、本気でグランプリを目指してここまできて、誇らしいグランプリという賞をいただいて本当にうれしい。グランプリという賞は藤本洸大のスタート地点として、これからもめげずに謙虚に挑み続けたいと思います」と喜びを語った。
準グランプリは大阪府出身で中学3年の吉田剛明(よしだ・たけあき)さん(14)、フォトジェニック賞を福岡県出身で中学3年の高野渉聖(たかの・ゆきあ)さん(14)、審査員特別賞は福島県出身のフリーター、宗像隼司(むなかた・しゅんじ)さん(21)がそれぞれ受賞した。
同コンテストは、「ジュノン」創刊15周年特別企画として1988年にスタート。男性タレントの登竜門的オーディションで、菅田将暉さん、佐野岳さん、西銘駿さん、飯島寛騎さんら、多くの“仮面ライダー俳優”を輩出している。
今回の最終選考会では、同誌の笹沼彩子編集長が審査員長を務め、芸能事務所関係者、同誌読者、第25回グランプリの犬飼貴丈さん、美容家のIKKOさんらが審査員を務めた。お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇さんがMCを担当。ファイナリスト15人の中からグランプリを選出した。