冨永愛：時代劇の撮影で「日本髪と着物の日々」　ピンヒールに不安も「こっちが本業」と笑顔

　モデルの冨永愛さんが12月6日、東京都内で行われた、ラグジュアリーな時計を選出するアワード「Precious WATCH AWARD（プレシャス・ウオッチ・アワード） 2022」の発表・贈賞式にゲストとして出席した。タイトなドレス姿の冨永さんは現在、2023年1月からNHKの連続ドラマ枠「ドラマ10」で放送される「大奥」の撮影中といい、「最近、ずっと日本髪と着物の日々を送っているので、ピンヒールを履くのが久しぶりで」と苦笑いだった。

　続けて「歩き方もまったく違うので、『歩けるかな』と不安があったぐらいなんですけど……やっぱりこっちの格好が私の本業なので（笑い）。こうだったな、と思っているところです」と笑顔も見せた。

　ドラマ「大奥」は、江戸幕府の三代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみさんの同名マンガが原作。冨永さんは「8代・徳川吉宗×水野祐之進編」に徳川吉宗役で出演する。

　MCからドラマについて聞かれると「時代劇に出てみたいと言っていたのが、ちょうど昨年の今ごろ。まさかこんなに早くその目標がかなうとは思っていなかったですが……」と驚きを明かし、「かなっただけに、“本気以上の本気”で頑張らないとなと必死で今頑張っています」と語った。

　また、「主役のうちの一人なんですが、主役をさせていただくのも初めてなんですよね。もちろんプレッシャーもありますけど、燃え尽きるぐらいやりきりたいなと思っているので、『これ以上出せない』と思うぐらいやれたらいいなと思っています」と意欲的に語っていた。

　アワードは、その年の新作時計の中から真に価値のあるラグジュアリーな時計をカテゴリー別に選出。女性ファッション誌「Precious（プレシャス）」、男性向けファッション誌「MEN’S Precious」（ともに小学館）が独自の視点、各界の目利きによる審査によって、今年の新作時計を表彰する。冨永さんは「今年最も輝いた時を過ごした人」に贈られる「時の人」賞をPrecious部門で受賞。俳優の伊原剛志さんがMEN’S Precious部門で受賞した。