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BS12 トゥエルビのドキュメンタリー「BS12スペシャル『わたし、コロナ禍 保健師になりました。』」で語りを務めた滝川クリステルさん
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BS12 トゥエルビのドキュメンタリー「BS12スペシャル『わたし、コロナ禍 保健師になりました。』」で語りを務めた滝川クリステルさん

滝川クリステル:「保健師への応援も必要」 新人保健師を追ったドキュメンタリーで語りを担当

 フリーアナウンサーの滝川クリステルさんが語りを担当する、BS12 トゥエルビのドキュメンタリー「BS12スペシャル『わたし、コロナ禍 保健師になりました。』」が12月20日午後9時から放送される。母子や新生児、成人の家庭訪問、ワクチン接種の手伝いなどさまざまな業務にあたる新人保健師の姿を追う。番組を通して、保健師の活動を詳しく知ったという滝川さんはコメントを寄せ、「保健師の方々への応援も必要だと感じています」と思いを明かした。

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 番組で密着したのは、奈良県のとある保健センターに2021年9月に入職した女性。8年間、看護師として働いてきたが転職し、保健師となった。子育ては未経験ながら助産師と新生児訪問をしたり、子育てに悩む母親の相談に乗ったりするほか、成人男性の健康をサポートするため自宅を訪問する様子も映し出される。

 滝川さんは保健師の仕事について「仕事内容が幅広い分、サポートを必要とされている方と同じ経験をしたことがない保健師の方もいらっしゃると思います。経験がないことをアドバイスするのはとても難しいです。慎重になり、また緊張もするのだろうとよくわかりました。幅広い仕事内容に対して、常に勉強の毎日だと思います。一つも見逃さないように、先輩やいろいろな方々から吸収していくことが大切なお仕事だと感じました」と心を寄せた。

 また自身は出産や育児で、保健師などが携わる産後ケアの重要性を感じたという。

 「私は、産後ひどい状態ではありませんでしたが、大変な経験をされた方も多いと思います。また、高齢出産や共働き世帯も増え、子育ての環境が変わってきたことで、サポートがないとなかなか難しいと感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。身近な方からのサポートを受けづらいご家庭もある中で、産後ケアの体制が日本にはあることを、私自身、出産と育児を経験して知ることができて良かったと思っています」と明かした。

 滝川さんは「お互いの命が共存・共生し、調和する社会の実現」を目指して、動物の保護・福祉をする「クリステル・ヴィ・アンサンブル」の代表としても活動している。

 保健師の仕事に共感する部分を聞かれると、「保健師の方々は、目を向けてもらえなかったり、つらい思いをしたりしている人へ手を差し伸べられ、寄り添っていらっしゃいます。(自身の財団も)同じように、つらい思いをしている動物たちを助け、知られなかった現実を知ってもらいたいという思いで活動しているので、そういった点は同じ思いを持っているのではないかと感じました」とコメント。

 さらに「保健師の方々は現場で活動されていらっしゃる一方、私は“伝える”という点で違いはあるかと思いますが、手を差し伸べたいという点では、気持ちは一緒です」とした。

 「番組を通して、保健師という職業の方がいらっしゃることを知ってほしい」と言う。「保健師の方々への応援も必要だと感じています。優しい声をかけてあげることで、保健師の方々にも心の余裕が生まれるのではないでしょうか」とし、「何かアクションを起こすことで、サポートをする側からサポートを必要とする側へ“心の栄養”を与え合う良いループを生み出せるのではないかと思います。視聴者の方々にも、お力添えをお願いしたいです」と呼びかけた。

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